自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

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ターミネーター集団が走る夏

私が住むNY北部は、気候は北海道に大体近い。冬はしばしば吹雪が起こり、積雪量もかなりある。だが春から秋にかけて、暖かくなると、短い夏を楽しもうとある人々が登場する。ライダー集団である。
ナンバープレートを見る限りNY州なので、近隣に住んでいる人々だと思うが、たいてい5人から10人程度のバイク集団で道を走るのを、夏の特に週末に頻繁に見かける。
NY北部は日本と違い、滝のような汗をかくことは滅多になく、暑い日でも割りと過ごしやすい。そして森林が多く、どこまでもまっすぐ続くような道が多く、ドライブは気持ちがいい。田舎なので道も空いていて、平日のラッシュアワーを除けば渋滞はない。Interstateである、大陸横断の高速を除き、全てのハイウェイは無料だ。ライダーたちには走りやすい地域だと思う。
そして彼らのいでたちは、ほぼ共通して黒尽くめの服である。皮のジャンパーやベスト、皮のズボンとサングラスで、ターミネーターがバイクに乗っているような連中が10人程度隊列をなしてドライブしている感じである。またほぼ全てがアメリカンバイクであり、ドドドドッと低音の聞いたエンジン音を撒き散らしながら走る。映画イージーライダーの曲の、Born to be wildが彼らのテーマ曲のような気さえする。
皆で純粋にドライブを楽しむためか、猛スピードは出さず、トラックのように他の車を先に譲ってくれやすい。年齢は大体が中年で、10代、20歳代の人はあまり見かけない。多くが40,50代の男性で、プロレスラーのようなイカツイ風貌に、髭を伸ばしている。二人乗りをしているのはたいていその妻か恋人のようで、彼女たちもまたターミネーターの女性版のような恐々しい雰囲気を醸し出していることもある。
彼らが昼飯などでレストランに立ち寄った際、当然駐車場にもアメリカンバイクが10台ほど駐車され大変目立ち、店内でも黒尽くめのレスラーのような連中が数テーブルを占拠するのですぐ分かる。だが彼らはそういう服を着てそういうバイクに乗って、純粋にそういう時間を楽しんでいるのであって、周りに迷惑をかけるのを楽しむような輩ではない。彼らの運転や店内での態度を見ているとかなり紳士である。

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アメリカ寒冷地の暖房法

NYにある私の家のような雪国のエリアでは、家にFurnace(ファーネス、暖房炉)なる大きな暖房器具が設置されている。たいてい地下か家の中心に、高さ一メートル以上の直方体の機械があり、ガスを用い、機械の中で風を温風に変え、パイプをつたい各部屋を暖める。各部屋にはファーネス専用の通気口があり、そこから温風が出てくる仕組みだ。日本のようなエアコンやこたつはほとんど普及しておらず、アメリカの寒冷地ではたいていこのファーネスで暖をとっている。
このファーネスは、たいてい寿命があるもので、20年から25年で新しい物へ交換が必要だ。私の家のファーネスは、22年経ち、運転中の音がうるさくそろそろ交換が必要であったので、先日業者を呼んだ。
日本のエアコンであれば、10万もあれば済み、また温風冷風が使えるので一年中使え、壁にかけるのでそれほどかさばらない。一方アメリカのファーネスは、冷蔵庫並みのサイズでかさばり、値段は本体、設置取付費用込みで50万程度する。かなりの出費である。近くのLowesなどのホームセンターに行けば、ファーネスを売っている店があるが、日本のこたつやエアコンで親しむと、なかなか暖房器具に50万も60万も出すのに躊躇する。
日本からこたつを郵送してもらったり、ハロゲンヒータなどで済まそうかとも考えたほどだ。だが州によっては、補助金が出るところがある。条件が合致すれば全額補助もしくは半額補助してくれるので、活用してみたい所だ。

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アメリカの温水タンク

アメリカの一般家庭で温水を使う際、やや不便に感じる瞬間がある。それは、使いすぎると温水が出なくなる時だ。たいていの家には、洗濯機乾燥機やボイラーヒーターの近くに、温水タンクもある。その温水タンクは、ドラム缶に似たタンクで、高さ1メートルから2メートル程度あるものもある。ガスで中の水を温水に換えて貯める。だが家族の者が連続して、タンクの容量を超えるスピードで風呂等を使用すると、ぬるい温水になっていき、しまいには冷水とほぼ変わらない温度の水しか出なくなる。
そのため誰かが風呂に入った後は、連続して使用せず、しばらく経ってから次の者が使用する。温水タンクが湯を沸かしている時は、ゴーッと音がする。その音を頼りに、タンク一杯まで温水が溜まるまでは風呂に入るのを控える。
アメリカで暮らしてきて、見てきた全ての家でこの温水タンク使用である。オーストラリア留学時のホームステイ先の家でも、同じくタンク式だった。そんな事も知らず、またバスタブもないので暖まるためシャワーをガンガン使っていたが、やがて冷水に変わったので、シャワー壊れてたよと言うと、タンク式だからあまり使うな、と言われたのを覚えている。カリフォルニア等日本人が多い地域等では、日本人が好みそうな瞬間湯沸かし器を扱っている業者があるが、私が住む地域では見た事も聞いた事もない。いつか瞬間式に変えたいものだ。

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アメリカで男ができないと格好悪い事とは

私が住むアメリカの家の、その隣人たちを見てよく思うのは、彼らは日曜大工が実に上手である。家のペンキ塗り、電気配線の修理、水道配管の修理、私道のアスファルト、コンクリートの塗装、木や花の園芸、自動車修理、機械いじり、屋根の葺き替え、壁の塗り替えなどを自分で行う人が多い。隣の中年男性は、増築をするにあたり、業者を一人減らして自分が参加し、現場監督のように作業を行っていた。新母屋の基礎工事や、骨組み、柱の建てつけや配線工事まで、大工に劣らぬほどの知識の持ち主であった。
そうしたアメリカ人男性におよそ共通するのは、日曜大工が大きな趣味の領域を占めている点で、楽しそうである。ホームセンター等で買ってくるのか、様々な道具や機械を揃えていて、まるでおもちゃで遊ぶかのように作業を楽しんでいる様さえある。日曜大工ができない男性は格好が悪い、というような雰囲気をよく感じ、隣人や妻から「男のくせにそんな事もできないのか」と思われている気さえする。
日本だと、週末は仕事疲れの体を休めるために寝だめしたりごろごろしたりするかもしれないし、幼い頃から父親や祖父、叔父などからそうした日曜大工の様々なノウハウを、アメリカでのそれほど教えてもらえなかった環境にあったのも原因しているかもしれない。それは小さな庭や、マンションで暮らす人が多いという日本の住宅事情も関連していると思うが、私も小さい頃から父等から日曜大工を教えてもらった記憶は一切ない。両親は車自体持っていなかったのもあるし、洗濯物を干せばそれで一杯、というほどの庭しかなかったのも、私がこの年でも素人同然の知識しかない原因の一つと思う。
そういうわけで、ここアメリカで暮らすと、隣人たちは家の修理工事を自分でどんどんしたり、美しい景観をもつ庭を自分で造ったり、様々な工具や機械を揃えていたりする事が多いので、私だけ取り残され浮いている感じさえする。水が詰まったり電気のスイッチが入らなくなったりすれば、お金を出して業者を呼ぶ。妻も私と同じくそういう事には全く無知なので、業者に電話する時も「そんなくらい自分でできると思うが。。」などと言われながらも来てもらう。そしてほんの5分くらいで修理が終わり、50ドルです、等と言われると、くっそー、と思うが、どうも強い動機が湧かないせいか、未だ素人の域を出ない情けない状態が続いている。

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日本の怖がらせる番組

海外永住が長くなると、日本の番組を見る際、びっくりするような瞬間がある。番組の司会者がボードに張って隠してある紙をいちいちめくって説明している、というのは以前書いたが、その他に、とにかく視聴者を怖がらせたり、不安がらせるような番組が多い気がしてならない。
ある情報番組では、多くの人が行っているようなこの生活習慣を続けていれば、死に至る事があります、とか、死にます!とか言って、視聴者を怖がらせ、もっと見なければと煽る。
普通の番組でも、ニュースでも、お化けや怨霊でも出そうなおどろおどろしい音楽を流し、怖がらせ、恐怖や不安で視聴者を見続けさせようとしているかのようだ。プライバシー保護のため音声を変えるのはよいにしても、その変えた声があまりにも低く、いかにも凶悪な事をしてきたかのような感じを抱かせ、内容により恐怖感を抱かせる。
時に気が滅入り、視聴者としてはその内容に関して気をつけなければならないな、と思わせられるが、番組で言う実際死んだり、嫌な事が自分の身に降り掛かる可能性は普段の日常生活で相当低いと思われ、数日後にはそれが何だったかは忘れるが心配させられ不安にさせられた感情は覚えているという事がある。今までの所、こういうのに似た気持ちを抱いたアメリカでの番組はほとんどないので、バラエティ番組を除き、日本のテレビを見るイコール疲れた、というのがだいたい当てはまる。

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アメリカの家のクリスマス装飾

クリスマスが近づくと、多くのアメリカの家ではクリスマス用の装飾が盛んに行われる。単に玄関ドアに、円形のクリスマスリースをつけるだけでなく、サンタクロースや雪だるまを空気で大きくした、高さ数メートルのオブジェを庭先に置いたり、数百、数千のライトによる光の装飾を庭や木々や家に飾り、かなり派手にクリスマスを演出する。
周りの多くの家々がライトを軒先につけると、自分の家もなにかせねばならないような気にさえなりかねない。夜になると、多くの家でライトアップを始めるので、目を楽しませてくれ、すごい装飾している家はないかな、と買い物の帰り等に遠回りしてみたくなる。
中にはびっくりするような、相当数のライトをつけたド派手な家がある。屋根から壁、窓ドア、木々、植木全てに光の装飾をつけ点滅させたり音楽とシンクロしたり、4、5メートルあるようなサンタや恐竜のオブジェなどが何個もあったりと、見ていて楽しい。日本にもそういう家があるが、アメリカでも土地がある分、スペースを使った豪快な装飾をしている家を見る事ができる。

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日米TVドラマで見る違い

日本とアメリカのそれぞれのTVドラマを見ていて、人の言動行動について、その違いを感じる時が時々ある。日本のTVドラマだと、「元気出しなさいよ!」とはっぱをかけようと妻が夫の肩や頭などをパーンと叩く。友人や同僚が「頑張れ、大丈夫だ!」等と相手の肩を結構な強さでバンバンッと叩く。久々に日本のTVドラマを見る機会があり、こういうシーンを見て私はびっくりしてしまった。それは日本の芸人のツッコミのように、悪意がなくとも家族友人、仕事仲間等で叩く、はたく、といったある種のコミュニケーションとしてのアクションで、ちらほら出てくる。
アメリカのTVドラマでは対犯罪者や正当防衛としてのアクションはよくあるが、悪い事をしていない無実の者に対してパーンと軽々しく叩くことはコミュニケーションとしてあまりしないし、もしすれば視聴者から苦情が出るかもしれない。また日本のTVドラマではよく叫ぶ。本当によく叫ぶ。しかも突然である。例えば周りが普通の声で会話している最中に突然発狂に似た叫び声を上げる、というシーンは多い(台詞はいろいろあるが、うるさーい!、早くしろ!、そうだ!、こらー!、ああー!などと、人の会話を大声というある種暴力で有無を言わさず遮断するかのように使われる)。アメリカのTVドラマでも叫ぶシーンはあるが、そういう意図でこれほど頻繁にあるとの記憶はない。
今述べた中にもあったが、「早くしろ!」、や「早く!」と相手を急かすシーンも日本のTVドラマなどで当たり前のように出てくるが、アメリカのではそんなにない。もし日本だと「早くしろ!」と言いそうなところでも、アメリカのTVドラマではそうそう出てこない。悪役が近づいてきて、逃げなければならないシーンがあったとしても、ただ「Run!」 、とか「Go!」程度だ。価値観の違いか、英語の性格の違いか、「早く!」に相当する台詞はそれほど出てこない。また土下座をする。ある日本のTVドラマでは、相手に復讐として土下座をさせる、というのがシナリオとしてあるほどで、土下座というのは今でも本当に日本に根深く残っているなと感じさせられる。アメリカのTVドラマで、土下座をするシーンは今まで見たことがないからだ。

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アメリカで最も安く買物をする方法の1つ

私はガレージセールが大好きだ。日本では珍しいが、アメリカでは特に週末、至る所でガレージセールが開かれる。個人が家の軒先で行うもの、教会や学校が建物内で行うもの、近所数軒が同時に行うものなど、天気のよい日は多くの人々が行っている。衣類、日用品、家具、雑貨、家事用品、家電、おもちゃ、本、アウトドア品などが陳列され、大変安く、言い値でより値下げすることもある。また基本は中古であるが、使ってもいない新品や、思わぬお宝に出くわすことがある。
私はその中でも、バッグセールが好きで、ほぼ毎日、近くで開催しないかウェブサイトやフリーペーパーなどでチェックする。バッグセールとは、 主催者がスーパーのビニール袋や紙袋を大量に用意し、全て詰め放題で3ドルなどと、時間限定で行うガレージセールのことだ。在庫一掃とばかりに、品物を一 気にさばきたい時にしばしば行われる。
特に教会などで、体育館ほどの広さの敷地でバッグセールが時々行われるが、私は都合が合う限りそれらに行くことが多い。なぜなら数え切れないほどの物全てが限りなくタダになるからだ。ジャンクばかりではないのか、と思う人もいるだろうが、確かにジャンクもある。しかし数百、数千点の品物全てが、袋に詰め放題で数ドルなので、既に自分の家にあるものでも、より品質の良いものがあれば袋に入れることがあるし、潜在的に欲しいと思っていたがそれが何か忘れていたものや、発想もなかった興味深いものやお宝、今すぐ必要にならないが今後必要になるもの、お金を出して買うほどでもないがほぼタダだしまあ試しになら、というものなど、気軽に、限りなく安く買え、自分の家の所持品が潤い、時にグレードアップするようだ。
おそらく無料やプレゼント、タダで譲り受けるの次に、最も安く物品を購入できる手段の一つではないかと思う。別に生活に困っているわけでも、特別欲しいものがあるわけでもないが、行けば楽しい。お宝を見つけた時は、嬉しいし、まるで狩猟的本能を満たせたような気にもなる。さらに出費は数ドルのみだから大したこともない。
バッグセールに行くのは、有意義な暇つぶしと言うか、趣味の領域になってしまっている。あまりにバッグセールに照準を合わせて出かけているので、あなたはバッグセールハンターね、などと妻に冷やかされることもある。

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日本里帰りで受ける逆カルチャーショック

外国に長く住んでいると、逆カルチャーショックを受けることがある。久々に母国に里帰りすると、現在住む外国の価値観習慣に適応してしまっているため、母国のそれがまるで異文化に接しているような違和感を感じてしまう。生まれ育った母国の、その価値観習慣は理解できるはずだが、知らぬうちに現在在住する国のそれが自分の中で第一義となってしまい、新鮮さを覚え、時に理解に苦しみ、自分は一体何人なのだろうと、アイデンティティーが揺らぎ、心に不安を感じる人もいるかもしれない。
私も数年ぶりに日本に里帰りすることがあるが、例えば日本に到着するや否や、空港内で走る日本人をちらほら目にして驚き (アメリカでは滅多に建物内で走る人を見ない)、二列で順番待ちをしていると、流れが遅い列にいた日本人が、並べというから並んでいるのに、なぜ後から来た人が先にいけるの、どういうつもり?と係員にクレームを出している(アメリカではそういう光景をあまり見ないので、ああ日本に帰ってきたと実感し始める)。
また親が小さい子供を叱り、頭を叩いているのを見かける(アメリカでは目撃者に通報されて逮捕される可能性がある)。レストランでテーブルの上にあるボタンを押せば店員が来てくれる(アメリカではそんな店はほとんどない)。スーパーに行けば店内音楽が流れやけににぎやかで(アメリカではたいてい静かだ)、レジでは一点別に398円が一点、等と店員が読み上げる(アメリカではそんなことはしない)、軽四やスクーターが多くワオ!と思う(私の済む田舎では小型車をあまり見ないので)、ゴミの区別が細かく、決まった時間外に捨てると誰かが怒ってくる(私の住む所は燃えるごみとビン、カンの区別しかなく、ゴミの日前日夜から家の前に置いてもよい)。
4,5メートルしかない道幅でも、対向車と難なくすれ違える運転能力の高さ(アメリカはたいてい道幅が広いので、私はもう恐怖さえ感じる)、預金を引き出して数百円手数料を取られる(ただ呆れる)、店の店員はたいていにこやかだが、それ以外のサービス業の運転手やその他係員等は比較的ため口で横柄で、それが地域ならではの親密さを出すやり方かもしれぬが、人の二面性を見て怖くなった(アメリカでは公私でそんな豹変せずたいてい自然体なので)、買物や娯楽で来たのに駐車料金を取られる(アメリカではまずない)、冬はマスクする人が大変多いこと(アメリカではほぼゼロなので)、人を感知して動くエアコンなどアメリカより数歩先行く家電を見る、など。
日本にいた頃はそれらは当然のこととして分かっていたが、久方ぶりだとそんな事忘れていたので驚く。そして違いに気づくたび、それら日本の価値観習慣を当然のように理解し過ごしていた当時の私に出会えた感覚というか、開くきっかけがなかった記憶の引き出しから昔の自分と再会できたような感覚というか、デジャブというか、不思議な感覚を覚えることがある。要は慣れなので、生活の本拠があるアメリカに戻ると快適に感じるし、良くも悪くもそういう違いが観光名所巡りと同じくらいの思い出となるのである。

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アメリカの映画館で映画を楽しむ方法

特に昔アメリカで永住し始めた当初は、自分の英語力の低さのためにいろいろと苦労した。例えば日本だと映画館に行っても、洋画では日本語字幕や日本語吹き替えがあり、気軽に楽しめたが、アメリカではそうは行かなかった。
日本では邦画に日本語字幕などない様に、アメリカでアメリカ映画を見ても英語字幕はない。勉強するつもりで映画館に臨んでも、2時間も集中力が続かず、内容について行けず不愉快な思いをしたことが当初はあった。
それからかなりの時が経ち、昔ほどではないものの、洋画を字幕なしで会話内容を100%理解することができるかと言えば、今でもそうとは言えない。
そんな時、聴覚身障者用に特別なメガネをかけて映画鑑賞できるよう無料貸し出しをしている映画館があるのを知った。それは、工場などで目を守るためにつけるようなメガネに似ていて、ややグラスが大きい。そしてグラスのやや下部に、英語字幕がその映画とシンクロしてリアルタイムに表示される。少し顔を動かし、映画のスクリーンの最下部に、メガネに表示される字幕が合う様にすれば、洋画の英語字幕による鑑賞が快適にできる。ワイヤレスであり、映画が始まれば自動で字幕が現れる。設定などは何もしなくていい。
初めてそのめがねを使用した際、それは感動的であった。映画の所々で「ん?」と聞き取れなかった場合でも、字幕で意味を拾える。おかげでほぼ100%意味内容を掴める事ができた。面白い会話のシーンでは、周りの客と同じタイミングで笑えるし、字幕から細かなニュアンスなども拾え、巻き戻せたらいいのに、等と思う不愉快な瞬間が激減した。
アメリカの映画館でチケットを買う際に、聴覚身障者用のメガネを貸して欲しいと一言言えば、別紙に自分の名前と住所の記入と引き換えにすぐ貸してくれる。健常者でも借りられる。
どの映画館でも提供している訳ではないが、アメリカに来て字幕なしで映画を観る自信がない人にとっては、大いに助けてくれるデバイスになるかと思う。

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アメリカの家の照明の違い

アメリカの家の照明について書いてみる。アメリカの家の照明は、昼光色や昼白色の蛍光灯ではなく、電球色が一般的だ(職場は日本と同じく昼白色の蛍光灯が多いが)。白色で明るいものでなく、朱色というか、夕焼け色というか、温かみのある照明を使う家庭が多い。知る限りでも、周辺のアメリカの親族、友人知人の家のそのほとんどで、この電球色の照明が使われている。
その形も、日本によくあるような長さ1mくらいある棒状や、輪型のものではなく、電球型のものが多い。そして照明の場所だが、何個かの電球からなる天井設置型のシーリングライトもあるが、同様にスタンド型も大変多い。
リビングルームや寝室などでは、 設計上天井設置の照明自体がない家も多く、間接照明としてスタンド型のルームライトのみを使用している家庭が多いのも目に付く。
特に夜、家族が団欒してくつろぐ場所であるリビングルームこそ、天井からの白い明るい光があるべきと思うかもしれないが、たいていアメリカのリビングルームの照明は夕焼け色で、それほどテカテカしていない。照明が届かない箇所もよくある。リビングルームの角にある電球色のスタンド型ライトのみの場合が多いので、自然と気分が落ち着く。
そういえば、昔日本在住のアメリカ人の家々に行った際も、設計上元々ある天井の蛍光灯を用いず、電球色のルームスタンドを買って使っていた人が多かったのを思い出す。アメリカ人にとって家での照明は白ではなく、夕焼け色の間接照明をより好むのではないかと思う。これは慣れだが、そうした照明の中で暮らしていると、色の効果と言うべきか、昼光色の眩しいほどの部屋にいるよりも心が落ち着き、就寝への移行がよりスムーズにできていると思う。

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アメリカの芝刈り

アメリカの一軒家は、たいてい広い庭がある。私が住む郊外に行けばそれはより顕著になる。そして庭には、芝が広がっている。特に春になり暖かくなってくると、その芝が青々と美しく萌える。広い庭に芝生があると、気持ちにゆとりができる。隣家との間隔も日本のより大きい。天気のよい午後に庭の椅子に横になっていると、本当にのどかで、爺さん婆さんのように昼寝をしたくなってくる。
そして芝生があると必ずせねばならないのが芝刈りで、芝刈り機はエンジンの音が大きい。モトクロスバイクのエンジン音のようで爆音だ。これが天気のよい午後は自分の家のものだけでなく周辺の家々の庭からも聞こえてくる。
それはまるで、日本で言う田植え機の音や、ガタンゴトンと鳴る電車の音、通りの雑踏の音、せみの音等が、慣れてくると心地よく聞こえてくることがあるように、芝刈り機の音もそう感じることがある。何もない平和な午後に、芝刈り機の音が遠くから聞こえてくると子守唄のように感じることもある。
同時に、自分の家の芝が伸びてきているならば自分もそろそろしなくては、と気づく合図にもなり、まるで近所で布団をパンパンとベランダで叩いている音を日本で聞くのにも似た感覚にもなる。自分の家の芝だからと、伸ばしっぱなしはできない。近所やコミュニティーから苦情が出てくるからだ。
私が住む地域では、芝刈りは大体4月頃から11月頃まで行い、それを約週一回ペースでやる。25mプールが何十個も入るような数エーカーの庭のある家は大変だが、一般的な家の庭、25mプール数個分程度の庭だと一回1時間から2時間位芝刈りにかかる。椅子に座るトレーラータイプでなければ結構重労働であるが、終わった後は美しい芝生が広がり、草いきれのにおいもいい。個人的に、アメリカの芝は割と平和でのどかな象徴に近いものがある。

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アメリカのガレージセール

私はしばしばガレージセールに行く。アメリカではたいてい毎週金曜か土曜日に至る所で行われている。個人が自宅の庭に並べるもの、同じ日に近所の数軒が一緒にまとめて庭先で売り出すものの他、コミュニティーセンターや学校、教会で行われるものなどさらに規模が大きいものもある。入場料などはないので気軽に行ける。
ガレージセールで売り出す金額は、10セントのものや数百ドルする豪華なものまでいろいろだ。品物は、衣類、雑貨、本、食器、電気製品、 インテリア品、寝具、おもちゃ、クリスマスなどの季節用イベント品、ゴルフクラブやバットなどのスポーツ用品など、実に様々売られる。近所を車で運転すれば、電信柱などに日時、住所を記したガレージセールの看板をよく見かける。また新聞のコミュニティー欄やCraigslistなどのウェブサイトでもガレージセールの情報が簡単に分かる。近くを通った時や、買い物などの帰りに、少し時間があるし見てみようかと、ふらっとこうしたセールに顔を出す。
何か特別に欲しいものがあるわけでなくても、あればより便利なものや、潜在的に欲しいと思っていたがそれが何だったか忘れてしまっていたようなもの、また思わぬ宝物に出くわすことがある。
中にはまれであるが、終了1時間前頃から、主催者がスーパーのビニール袋を大量に用意して、そこに詰め放題で一袋$1になることもある。そうなると実質タダのようなもので、私の場合、既に持っている物やあえて買う必要のないものまで買物の対象になり、衝動買いしてしまう事がある。家にあるのになぜ買うのよ、と妻はいつも言うが、わらしべ長者の例を出し、より質の良い物や便利なものにグレードアップできそうな物なら買って、既に持っている物は人にあげたり教会にある専用の箱に入れて寄付するなどしている。

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アメリカ電話番号の語呂合わせ法

アメリカの電話機には、各数字のボタンにアルファベットも表記されてある。日本の電話機でも同じパターンのものがあると思うが、これはメールを打つ目的のほか、日本の電話番号で言うところの語呂合わせ的に使われることがある。2のボタンにABCが、3のボタンにDEFが、4のボタンにGHIが、5にJKL が、6にMNOが、7にPORSが、8にTUVが、9にWXYZが一緒に表記されている。1と0はアルファベットはない。
日本では、焼肉店が1129(イイニク)、引越し会社が754754(引越し引越し)、歯医者が6480(虫歯ゼロ)などあるが、アメリカでは各数字に対応するアルファベッ トを用いて同じような語呂合わせが行われる場合がある。例えば、467-4492でGo Pizza、463-3339でGo FedExのような電話番号がある。
日本と同じく、アメリカでもたいてい店や会社、サービス業などで語呂合わせの電話番号とともに宣伝している場合が多い。中には番号を示さずその語呂合わせの単語のみを電話番号として表示している会社などもある。自分の電話機に登録していない時は、こうした語呂あわせで覚えておくと確かに便利だ。

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洗濯機を共有するアメリカのアパート

アメリカの多くのアパートなどでは、今でも洗濯機と乾燥機を共有する所が多い。日本での学生時代、下宿していた寮では共有だったが、今時日本のアパートやマンションで他の住人と洗濯機や乾燥機の共有はあまり見られないかもしれないが、アメリカではまだまだよく見かける。
アパート1つの建物にランドリールームなる洗濯部屋があり、その建物内で住む住人達が共有する。洗濯機、乾燥機それぞれ1回が1ドル50セントだったり2ドルだったりする。そのアパートによって、現金を直接入れたり、入金済みの専用のプリペイドカードを挿入して使用したりする。
ハワイで一時住んでいたアパートでは、30部屋程度の住人が、2つの洗濯機と乾燥機を共有していた。当然いつ行ってもたいてい誰かが使用中で、後がつかえているのに、終わってしばらく経っても洗濯機から乾燥機に移さないでいたり、乾燥機が終わっているのに洗濯物を取りに来ない住人も大変多かった。終わっているのに取りに来ない、誰か知らない他人の洗濯物を、洗濯機から取り出し脇に置くのは嫌だった。
自分の洗濯と乾燥が終わり取りに行っても、まだ私が先ほど取り出した、誰かの濡れたままの洗濯物が脇にあったりする。床に誰かの靴下やTバックなどが落ちていることもよくあったし、まれに、「乾燥機に入っていた物はあなたのものではない。部屋2番まで持ってきてください」と、誰かが間違って洗濯物を持っていってしまったらしい書置きを見ることもある。
今でもアパートのほか、コンドミニアムやホテル、モーテルなどでは共有する場合が多いので、アメリカで一軒家に滞在せず、洗濯したい場合は、上記のような洗濯作業で煩わしさを感じることがあるかもしれない。

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アメリカのラジオで流れる曲 その2

前回の続き。
今流行の洋楽なら、日本アメリカ問わずよく耳にできるが、日本のラジオ局でほとんど流れず、アメリカのラジオ局で比較的よく流れる一昔以前の洋楽は、日本で言うオリコンチャート1位の類ではなく、20位くらいのそこその有名の歌手というか、日本人受けするキャッチーな曲ではない場合も多い。キャッチーでサビを口ずさめるような、覚えやすいメロディーの曲でないのも多い。そういう曲なら日本でもヒットするはずだからだ。
日本で学生だった頃、Kento'sという生演奏するオールディーズパブで昔働いていたことがあり、60-80年代のオールディーズの曲もある程度知っていると思っていたが、この年代の洋楽になればもっと顕著に違いを感じ、日本でよく流れていた古い洋楽は、あくまでその一部といった感じで、アメリカのラジオ局で初めて聴いた、という曲の頻度が増える。
印象では、カラオケで歌えそうな、耳に残り覚えやすい曲がヒット曲とイコールである度合いが日本ではより強いが、アメリカではそれほどキャッチーでメロディアスでなくとも人気の曲はもっと相当ある気がする。
なおアメリカのラジオ局で高頻度で聴ける男性のカントリー曲は、日本のラジオでほとんど聞かれないのでここでは省く。
逆にアメリカのラジオ局で聴ける日本関連の曲はというと、ほぼ皆無で、クラシックFMで春の海など、日本の琴や尺八を使ったものがまれに聴け、またアメリカの有名歌手が日本でコンサートした際のライブ音源を流す場合もまれにある。

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アメリカのラジオで流れる曲 その1

私はアメリカでFMラジオをしばしば聴く。曲はアメリカの曲全ジャンル、年代問わずなんでも聴く。
FM局により、最新曲ばかり流したり、ダンスミュージック専門、全ジャンル問わず流すなど色々あるが、日本の一般FM局が流す洋楽とアメリカのそれとの、選曲の違いを感じることがある。
それは、日本のラジオ局で流す洋楽は、誰もが知っているような有名曲のパターンが多い。一方でアメリカのラジオ局は、日本人の誰もが知っている有名曲はそれほど多くはない。こんな歌手知らなかった、とか、こんな曲知らなかった、という場合をいまだ多く感じる。日本にいた頃から長年洋楽中心に聴いてきたが、知らない曲ばかりだ、というのが移住当初の印象で、日本でよく流れていた洋楽をアメリカのラジオで聞くのは10曲中3曲程度かもしれなかった。
誰もが知っている有名曲というのは、年代を問わず、CMやドラマなどでも使われ、その歌手が日本にコンサートに来るようなレベルの曲だが、日本にいた頃はそうした超有名曲やグラミー賞ノミネート曲、70年代から当時流行の洋楽をまんべんなく聴いていた気がする。
日本にいた頃から様々な洋楽を聴いていただけに、アメリカのラジオから流れる多くが知らない曲で少しびっくりし、横で妻やアメリカ人の友人がそんな曲を口ずさんで歌っていたことが多い。私が知っている有名な洋楽はむしろダサいと思われるほどだった。

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ニューヨークの停電

私が住んでいるニューヨーク北部では冬に停電がしばしば起こる。原因は吹雪、ハリケーンである。送電線が故障して電気が止まるだけでなく、ガスも止まることもある。こうなると悲惨で、外部がマイナス10度程度の場合、家の中も息が白くなるほど相当寒くなり、暖をとれなくなる。
アパートに住んでいた頃は、電気ガスともに吹雪のせいで止まることが何度かあった。管理者に問い合わせすると、先着何名かは、近くの発電機のあるホテルに一泊してもいいということで、子供が小さかったこともあり、幸いホテルに泊まることができたこともある。もちろん宿泊費はアパート管理会社持ちであった。そうでない場合、また自己所有の一軒屋の場合の停電、ガス供給がないのは辛く、家に発電設備や薪を用いての暖炉でもない限り、吹雪の夜は相当冷え込む。食料は、生活の知恵なのか、人々は比較的普段から買い込んでいる。そういう時のために、寒冷地を中心に一階と同じくらいの広さの地下がたいていの家にはあり、そこに食料がよく保存されているからだ。
そういう環境に住んでいるので、天気予報を見る際も、西のシカゴあたりで猛吹雪があればこちらにもまもなくやってくると注意し、南部のフロリダ、サウスキャロライナあたりで巨大なハリケーンが発生すれば北上してこないか注視する習慣がついているのである。

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アメリカ人男性が大好きなもの

一般的にアメリカ人男性は日曜大工が好きで、知識も豊富である。家の庭の一角に、大きな物置小屋がたいていあり、そこにはホームセンターで売られているような木工用具が所狭しと置かれている場合が多い。彼らは仕事後や週末に、車やバイク、ボートやスノーモービルなどの手入れや修理をしたり、家の電気系統や配水管、電化製品の修理、壁や床の手入れや修復までする人もいる。彼らは父や祖父、叔父や、友人知人などから、小さい頃からそれとなしに教え教えあってもらってきた。クリスマス用プレゼントに電動ドリルや電気カッターなどをもらい男性が大はしゃぎし喜ぶというホームセンターのコマーシャルもあるほどだ。
以前、私の家の床下を流れる配水管が漏れ出し、困ったとあぐねていた時、近所の友人がつなぎの服を着てすぐ来てくれて、埃やくもの巣だらけの床下に入り、すぐ直してくれた。ホームセンターでサイズ形の合うパッキンなどを買ってきてくれて、泥だらけになりながら金などいいよ、と颯爽と笑顔で返してくれたのにはいたく感動した。
同じ男性でありながら、日曜大工のことを知らない自分自身をとても情けなく感じた。日本だとこういう場合、たいてい業者に頼んだりして済ませるかもしれないが、そういう知識や能力がある者が一家に一人いると大変心強いものだ。しかし依然私は日曜大工のそういうレベルには乏しいままであるが。

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アメリカのスポーツ番組

アメリカでは、様々なスポーツ番組が放映されている。私はスポーツをするのも見るのも好きだが、なぜかアメフトとバスケットボールは好きではない。だがその2つと、野球はアメリカの三大スポーツと言われるように、これらはテレビで本当によくやっている。最も高いコマーシャルは、アメフトのスーパーボウルの放映時のものと言われるほど、多くの人がアメフトを見る。
私はルールすら知らない(知る気がない)ので、知らず嫌いかと思うが、あまりにも毎日のようにテレビでやっているので、意地の張り合いのような気になる時もある。
他にアメリカのスポーツ番組で何がやっているかというと、よく見かけるのでは大リーグ(昨シーズンの試合を放送していることもある)、地元マイナーリーグの野球、州別、大学別の野球とソフトボール、アイスホッケー、またスノーボードハーフパイプ競技、サーキットを走るバイクレース、土のダートコースやジャンプを競うモトクロスレース、総合格闘技、プロレス、ラクロス、デイトナの車のレース、モンスタートラック(華麗なジャンプと着地などを競う)、ドラッグレース(細長い車2台ずつが速さを競う。数秒で終わる)、力自慢大会(大樽を上に投げたり懸垂したりしてその速さを競う)、テニス、ゴルフ、ボクシング、フィットネス番組などある。普段日本で見れないスポーツ番組が結構あり、しばしば観戦を楽しんでいるのである。

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