自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

アメリカのラジオで流れる曲 その2

前回の続き。
今流行の洋楽なら、日本アメリカ問わずよく耳にできるが、日本のラジオ局でほとんど流れず、アメリカのラジオ局で比較的よく流れる一昔以前の洋楽は、日本で言うオリコンチャート1位の類ではなく、20位くらいのそこその有名の歌手というか、日本人受けするキャッチーな曲ではない場合も多い。キャッチーでサビを口ずさめるような、覚えやすいメロディーの曲でないのも多い。そういう曲なら日本でもヒットするはずだからだ。
日本で学生だった頃、Kento'sという生演奏するオールディーズパブで昔働いていたことがあり、60-80年代のオールディーズの曲もある程度知っていると思っていたが、この年代の洋楽になればもっと顕著に違いを感じ、日本でよく流れていた古い洋楽は、あくまでその一部といった感じで、アメリカのラジオ局で初めて聴いた、という曲の頻度が増える。
印象では、カラオケで歌えそうな、耳に残り覚えやすい曲がヒット曲とイコールである度合いが日本ではより強いが、アメリカではそれほどキャッチーでメロディアスでなくとも人気の曲はもっと相当ある気がする。
なおアメリカのラジオ局で高頻度で聴ける男性のカントリー曲は、日本のラジオでほとんど聞かれないのでここでは省く。
逆にアメリカのラジオ局で聴ける日本関連の曲はというと、ほぼ皆無で、クラシックFMで春の海など、日本の琴や尺八を使ったものがまれに聴け、またアメリカの有名歌手が日本でコンサートした際のライブ音源を流す場合もまれにある。