自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

アメリカの百貨店の違い

アメリカで百貨店に相当するのはどんなところか。日本では、イオンや三越伊勢丹、西武百貨店、小田急百貨店、阪急・阪神百貨店、西友、大丸、高島屋等いろいろあるが、アメリカではそれらに似た百貨店らしきものはあまりない。
アメリカの代表的なもので、Macy's、Sears、JC Pennyといった店は、確かに百貨店と言ってもいいほど、広大な面積に服や雑貨等様々なものが売られている。またそれらは、しばしばショッピングモールの中に、様々な他の店と立ち並び、迷子になるほど広い敷地になっている事がある。日本の郊外にある巨大ショッピングモールとよく似ている。しかし変わった事に、アメリカのそれらの店にはフードコートはあっても食料品売り場はない。日本だと百貨店では地下にたいてい食料品売り場があり、いつも賑わい、ショッピングモールでもイオンモール等のように食料品売り場があるものだが、アメリカのそれには通常ない。
食料品をはじめ、衣類や雑貨、日用品や家電機器等、衣食住に渡ってまんべんなく揃っているのは、Walmart、Kmart、Target等が有名だ。そこに行くと大抵の物は一度に買える。これらは、高級感ある品物が多い百貨店と言うよりは、むしろ比較的全米あちこちにある点や、広い食料品売り場があり、より大衆向けである点等から、スーパーマーケット、あるいはディスカウントストアと言った方がいいかもしれない。日本でいうと地元によくあるスーパーマーケットに、衣類や雑貨、寝具や電気売り場等を設けて相当広大にしたのがWalmartやTargetと思ってもらえればいい。
上記で紹介した店の多くは、日本と違い、敷地は広大な一階建てが多い。駐車場もほとんどが無料だ。エレベーターやエスカレーターでいちいち移動せずとも、同じ階で様々なジャンルの物を何でもかんでも大きなショッピングカートに入れていき、まとめて精算できるのは便利である。
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