自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

アメリカの石けん

石けんの一般的な大きさは、日本では名刺より少し大きい程度だが、アメリカではかなり大きいものもよく売られている。
Soap Barと言うだけあって、豆腐くらいの大きさがある。大きいから長く使えるし、泡もよく出る。しかも、香りもいろいろ売られていて、ラベンダーやペパーミントといった定番の他、複数の香りをミックスしたものや、ポプリの香り、オーシャンブリーズ、バニラ、クリスマスケーキの香り等、種類が豊富だ。私は3 in 1というシャンプー、コンディショナー、ボディーソープと全てOKというボトルを使っているが、妻はよい香りがするSoap barを使っているので、私のがたまたま切れた際は巨大なそれを使う。風呂上がり後しばらく私の体から女っぽいいい香りがするのは変な気分ではあるが。
COR

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アメリカ永住者の語学力

アメリカに永住している人の語学力はどれくらいと思いますか?
海外に旅行や留学、短期滞在ではなく永住なのだから、永住者の英語はきっとネイティブに近いペラペラではないか、と思う人がいるかもしれないが、私はそうは思わない。
実際アメリカに永住して、たくさんの日本人永住者と接する機会があったが、完全なネイティブ同等の英語を話す方も多い一方、多くはペラペラではない。特に都市部に行けば行く程、はっきり言って片言レベルの英語しかできない人が増えてくる。
理由は単純で、英語をマスターせずとも生活できる環境があるからだ。海外で住む以上はネイティブレベルまで英語を高めたいところだが、周りに日本人が多く、日本語でできる仕事、日系スーパーなど、英語を必死に使わずとも生活できる環境がアメリカにはいくつかあるので、英語をマスターする必要性自体が、必ずしもない。
昔沖縄でハブ駆除のためマングースをたくさん輸入し放たれたが、マングースにとってみれば何も必死にハブのみを標的にせずとも、他の小動物を補食した方が楽なので結局ハブは減らなかったという話がある。何も英語を必死にマスターしようと頑張らなくても生活できるので、海外に住んでいても英語力は依然低く、怖いから英語を話すのが嫌、と話す永住者もいる。人それぞれの状況ってものがあるから、喜ばしいのか可哀想なのか複雑だ。
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郷に入りては郷に従「わなくてもやっていける」?

郷に入りては郷に従え、というのは海外生活の大原則だ。
例えば、日本人がアメリカで生活する場合、アメリカの左ハンドルの運転、初対面時の握手、温泉がないなど、日本にいるのとは異なるそういった習慣に合わさざるをえない。右ハンドルの車はないし、温泉に浸かりたくてもないのだから、強制的に現地のそれに合わさざるを得ないからだ。
昔はその割合が今よりも多かったが、インターネットの普及や海外移住者の増加等で、郷に入りては郷に従「わなくてもやっていける」ことが増えてきた。
生きていくために英語をネイティブレベルまで高めなくとも、日本語のみの仕事が増えているし、日系のスーパーを利用し、滞在している他の日本人と生活をともにすれば、一日のほとんどを日本語で済ませられる。インターネットでどこにいても日本語のサイトのみを閲覧できるし、日本のTVも観れ、日本の製品が欲しいと思えばインターネット通販の海外発送で気軽に送ってくれる。
そうした恩恵で、価値観や生活様式を昔よりも現地化、つまりアメリカ人化せずとも、ある意味楽に海外移住ができるようになった気がする。
それがいいかどうかは人や状況次第だが、永住するとなれば、必ずしも良いとは言えない。当たり前だが、100%日本語のみを使い、日本の価値観で生活するわけにはいかず、それを通せば必ずトラブルが起こる。海外で日本と全く同じ様に生活できないのは当然で、不便かもしれないが不幸ではない。
だからこそ、便利な面は活用しながらも、アメリカに住む以上は英語力は勿論、アメリカの文化習慣価値観をよく理解するという、上手にバランスをとる感覚が以前よりも重要な気がするのだ。
インターンシップ

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アメリカの食パン

アメリカの食パンは、日本のよりもかなり薄い。日本の食パンは5枚切り、6枚切り等で売られ、厚さはだいたい1.5センチか2センチ程度だと思うが、アメリカのは1センチかそれ以下が一般的だ。確実に薄い、と感じる。20枚くらいが一袋に入って売られているのが一般的だ。
妻が日本に住んでいた際、薄い食パンが欲しいと言ったので、スーパーでなくわざわざパン屋専門店へ行き、店員にできるだけ薄いパンに切るよう頼んだものだ。最初店員は「は?」という顔だったが、行きつけるようになると妻専用に手慣れて切ってくれたのを覚えている。彼ら曰く、それは10枚切りと言っていた。
なぜそんな薄いのかだが、パンが薄いと、上に乗せるマーガリンやジャム、またサンドウィッチに乗せる具をより味わえるからかもしれない。アメリカに住み始めた当初はなんと薄いのだと少しぼやいていたが、今は慣れて何とも思わなくなってしまった。

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海外永住すると思う事

アメリカに永住し、仕事と家庭を持ちそれなりに暮らしているが、今までの自分の人生が違う道に進んでいたらどうなっただろうか、とたまに思う時がある。先日も、昔の元婚約者の状況を偶然知る機会があったので、ふとそんな事を思った。なお彼女は日本人でない。
日本人として普通に日本に住み、日本人と結婚するのではなく、こうしてアメリカ人女性と結婚しアメリカで永住していると、普通の日本人としての生活を歩んでいたら、また結婚しようと決めた女性が他の国の人だったら、などとふとした瞬間に考えてしまう事がある。
日本人夫婦でも、長い生活の中では堪え難い不和や大げんかもあろう。まして外国人との国際結婚では、さらに言葉や文化、価値観の違いにも相互理解の努力がいる。妻が日本人だったらと、思うほどのけんかもあった。また妻がアメリカ人でなく他の国の人ならどうだったかなど、別の道を歩んだ場合の自分の人生を想像すると、若い頃からいわゆる国際志向の気が強かっただけに、一般の日本人男性よりもバラエティに富んだ何通りもあったであろう選択肢の中から現在の道を歩んできている訳で、最善を選んできたのか自問自答してしまう。
どれが最高かは、起こりうる全ての道を経験してみないと分からず神でもない限りそれは分からない。だがこれまでの道は最高に近いと思うし、そう思いたい。元婚約者が子宝に恵まれ、こちらの現状より裕福そうであれば、嬉しさ反面複雑な気持ちにならなくもないが、少なくとも今の自分が幸せで、私の家族も笑顔いっぱいで、仕事も満足しているのであればそれでいいではないか、と自分で自分を納得しているのに気づく。故郷から1万キロ以上離れた異国で住んでいるとなおさら、この人生が幸せなのだ、これでいいのだ、と自分で自分を納得させる作業も時々いるかもしれない。
マッチ・ドットコム

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日米の広告の違い

日本のCMや、新聞雑誌の広告を見ると、その多くに共通点があるように思う。人が右手を握った状態で人差し指のみをピン、と出している広告だ。薬や保険、 通信販売や不動産会社、サービス関連の広告など分野を問わず、たいていそのイメージキャラクターの人は人差し指ピン、のポーズをしている。
思えばこのポーズをとる広告は、日本では昔から定番的なほどよく見てきたような気がする。なぜこのポーズがよく使われるのか、ぜひ知りたいところだが、アメリカに住んでいてそのポーズをとっての広告は見たことがない。丁度家にあるアメリカの雑誌や新聞にある広告を見てみても、ジャンプしている人やウインクしている人、びっくりした顔の人などバラエティーが豊富だ。私の記憶がないだけなのか、アメリカで人差し指ピン、の広告は見た覚えがない。
宝石

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