自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

日本製電化製品はアメリカでもそのまま使えるか?

日本製電化製品はアメリカでもそのまま使えるか?
答えは全てではないが、イエスだ。ほとんどのものがそのままアメリカでも使える。コンセント(英語ではoutlet)もヨーロッパと違い、日本と同じく細長の2つ穴で、アメリカでそのまま使える。
アメリカへの旅行や滞在には、日本で使っているパソコンは役に立つかもしれない。私がアメリカで住み始めた際は、なんとNECのデスクトップパソコンを木箱に入れて持ってきたが、使い慣れていて、かつ日本語対応なので当初は便利であった。変圧器も不要で普通に使っていた。しかし今では既にMacに代えて以来、セットアップで日本語など言語を選べるし、慣れたのもあり、満足に使えている。
変圧器が必要かどうか、であるが、基本は要らない。アメリカに持っていきたいが壊したくない場合は、その製品本体またはコンセントに電圧が表示されているので、確認したい。100−240Vなどと、アメリカの電圧である120Vが含まれる表示であれば、そのままアメリカで使っても大丈夫な、海外対応品であると言う事だ。それでも不安であれば変圧器を使っても構わない。確かに安心ではある。
私と同様アメリカに住む友人で、日本からわざわざプリンターを持ってきた人がいるが、その人は大きな音がしてつぶれたと言っていた(私の場合アメリカでMacを買うと、無料でプリンターをつけてくれたのだが。)不安であれば変圧器を使用すればいいのだが、120Vを含む表記が製品にあれば、その製品はそのままの使用でまず大丈夫だ。
また電化製品は、現地で買った方が便利で安い。普段から使うアイロン、ドライヤー、トースターなどは、ホテルやモーテルにたいてい置いてあるし、20〜30ドルもあればいいものが買える。もし日本から高いお金を出して国際郵便で送るよりは、現地でいいのを買う方が経済的で便利である、とも言える。
ヘアアイロン

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日米の100円ショップの違い

日本の100円ショップに相当する店は、アメリカにも存在する。店内の商品が全て$1のDollar Tree, Dolloar storeはアメリカでは有名である。それはまるで日本のダイソーのようなものだ。
中には、2ドル、3ドル、5ドル以上の商品も多いが、上記に似た店でDollar Generalもよく見かける。
私も時々こうした店に行くが、日本の100円ショップと比べ感じるのは、アメリカの方がどうも質が劣る。ガラス製品が割れていたり、袋詰めのものがほどけて中身が出ていたり、壊れていて1ドルの価値すらなさそうなものでも棚に置かれている事がある。一方でアメリカらしく、1リットル以上あるハンドソープや、風邪薬等の薬品、大量のお菓子や食品、ドリンク類などでは、大きさや量で日本のよりも上回る気がする。
また日本のであまり見かけず、アメリカの$1ショップでよく見かけるものは、写真立て、薬、包装紙やカップ等のパーティグッズ、おもちゃ、グリーティングカード、そしてクリスマスやイースター、St.Patrick's Day等のイベント向けグッズといった商品は、いつも相当な面積を占めて売られている。

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アメリカの百貨店の違い

アメリカで百貨店に相当するのはどんなところか。日本では、イオンや三越伊勢丹、西武百貨店、小田急百貨店、阪急・阪神百貨店、西友、大丸、高島屋等いろいろあるが、アメリカではそれらに似た百貨店らしきものはあまりない。
アメリカの代表的なもので、Macy's、Sears、JC Pennyといった店は、確かに百貨店と言ってもいいほど、広大な面積に服や雑貨等様々なものが売られている。またそれらは、しばしばショッピングモールの中に、様々な他の店と立ち並び、迷子になるほど広い敷地になっている事がある。日本の郊外にある巨大ショッピングモールとよく似ている。しかし変わった事に、アメリカのそれらの店にはフードコートはあっても食料品売り場はない。日本だと百貨店では地下にたいてい食料品売り場があり、いつも賑わい、ショッピングモールでもイオンモール等のように食料品売り場があるものだが、アメリカのそれには通常ない。
食料品をはじめ、衣類や雑貨、日用品や家電機器等、衣食住に渡ってまんべんなく揃っているのは、Walmart、Kmart、Target等が有名だ。そこに行くと大抵の物は一度に買える。これらは、高級感ある品物が多い百貨店と言うよりは、むしろ比較的全米あちこちにある点や、広い食料品売り場があり、より大衆向けである点等から、スーパーマーケット、あるいはディスカウントストアと言った方がいいかもしれない。日本でいうと地元によくあるスーパーマーケットに、衣類や雑貨、寝具や電気売り場等を設けて相当広大にしたのがWalmartやTargetと思ってもらえればいい。
上記で紹介した店の多くは、日本と違い、敷地は広大な一階建てが多い。駐車場もほとんどが無料だ。エレベーターやエスカレーターでいちいち移動せずとも、同じ階で様々なジャンルの物を何でもかんでも大きなショッピングカートに入れていき、まとめて精算できるのは便利である。
インテリア 雑貨 通販

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アメリカでよく見かけるお茶とは

アメリカでは緑茶はなかなか売っていない。都市部に行けば、日系スーパーや中国人経営のスーパー等で見つけられるが、私の住む田舎では非常に限られている。宇治茶や静岡茶といった細かな銘柄もない。何とかそれらしい物が手に入るだけ有難い環境である。
日本で小さい頃から、緑茶、ウーロン茶、麦茶など茶を第一飲料として育った私にとっては、喉が渇いたからとペプシを飲む周りのアメリカ人の様にはなれない。一方でアメリカ人でお茶を飲むのは、変わった趣味を持つ女性かゲイだと思っている輩もいる。
茶は脂っこい食事でも体を快適にしてくれるし、コーラ等のように甘くないので口臭予防にも良いと思うが、アメリカで茶が浸透する気配は全くない。その代わりに、アメリカではアリゾナというブランド名などで、お茶に砂糖が入ったもの、お茶にシトラスや果物風味が入ったドリンクは、コンビニ等多くの場所でよく見かける。日本人からすればそれはお茶ではないが、アメリカ人からすればお茶なのだろう。
ルートビアー

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日米のスーパーのレジでの違い

日本のスーパーマーケットでは、通常商品を入れた買い物カゴごとレジに置きさえすれば、レジの店員がスキャンしながら別のカゴに入れていく。しかしアメリカの多くのスーパーのレジでは、商品を客が1つ1つカゴやカートから出し、レジの店員の前にあるベルトコンベヤーに並べていかねばならない。レジの店員はそれをスキャンし、ビニール袋に入れていく。
これは確かに面倒くさい。選んだ商品がどれだけ多くとも、原則それを全てレジに出していかねばならないからだ。 例外で10キロ以上の米や30本入りケースの缶ジュース等巨大な物を買うときは、ショッピングカートからわざわざレジのベルトコンベヤーに出さずとも、店員がワイヤレスのハンドタイプの商品スキャナーを持ってカートのところへ来てスキャンしてくれる。それならいっその事そのハンドタイプのやつで、カートに入っている全ての商品を一気にスキャナしてくれたら、と思う事がある。余談だが、日本のレジの店員のように「198円が1点、、」などと1つずつご丁寧に読み上げるような事はアメリカではない。
このようにアメリカのレジで商品を全て並べる理由は2つあり、1つはショッピングカートの上に買い物かごを置いて買い物する事はほとんどなく、誰もがショッピングカートに商品をそのまま入れていく。それに各商品自体も日本のより大きいものが多く、客も一度に大量に買う。そのため手で持てるような買い物カゴでは収まらないし、持てないくらい買う。 そのため1つ1つ客自ら取り出して並べることになる。なおショッピングカートでなく買い物カゴで買い物するのは、本当に数点のみ買いにきた客や、コンビニや小規模店くらいだ。
もう1つは、日本のスーパーのように、レジの後方に客自身が袋詰めするスペースがない。アメリカではコンビニや小さな商店だけでなく大型スーパーでもレジの店員が袋詰めしてくれる。そしてそれらを自分のショッピングカートに入れていってくれる。支払いが終われば、そのままカートごと車まで押していけばいいのだ。駐車場には必ずカートを戻す場所がある。
選んだ商品をベルトコンベヤに客が自ら並べていく一方で、店員がそれらを袋詰めしてくれるので、日本と比べ一長一短である。だがレジで前にいる客が会計している間に自分の商品をベルトコンベヤーに出しておけば時間が省略でき、会計後袋詰めせずすぐ帰れるのも楽ではある。

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アメリカのポストは回収もOK

アメリカのポストの話だが、手紙や封筒を送りたい場合、わざわざ街の郵便ポストに行かなくとも、自分の家のポストに入れておけば、毎日郵便配達員が自分宛の郵便物を入れるのと同時に回収もして行ってくれる。
その際、写真のような一般的なポストの側面には色のついたフラグがあり、それを垂直に立てれば、郵便配達員に送ってほしい郵便物がありますよ、と知らせる事が出来る。もし自分宛の郵便物がなくポストを開ける予定がない日でも、配達員に知らせる事が出来る。
送れるものは、一般的な大きさの封筒や手紙、また大きさや重さなどから正確な値段が算出できるなら、大きな物も投函してもいい。
Netflixのような、ブルーレイやDVDをレンタルで郵送で送ってくれるサービスでも、見終われば自分のポストに入れておけばそれでいいので大変便利である。
また妻の出身地であるニューヨーク北部のあるエリアでは、家に切手がない場合、切手代のお金をその封筒や手紙の上に一緒に置いておけば、配達員が回収して、郵便局で切手を貼って配達してくれるという。何とも親切である。

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