アメリカでの間違い電話の難点
私はあなたの話したがっているナンシーではなく、あなたが誰か知らない。これは間違い電話であるのでもうかけてこないでくれ、と口調も強くなってしまう。中には「ハワイの○○病院だが、依頼されていたあなたの薬が出来てますので取りに来てください」や、どこかの店の店長らしき人から、「トレーシー、すまないが今日忙しいので今から出勤してくれないか、至急折り返し電話してくれ」などと電話番号とメッセージを残されると、彼らは連絡を欲しがっているのだから、無視して放っておく訳にもなかなか行かない。
さらに拍車をかけるのは、同じ国番号のアメリカ国内でも東部と西部で3時間時差、東部とハワイで6時間時差があるので、ハワイやロスから夕方や夜に間違い電話をかけられても、こちらのNYの東部は深夜である事、さらに電話に出るだけで受信料がかかり、他人による間違い電話のために私にも電話料金が請求される点である。