自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

チップの計算方法

アメリカのレストランなどで会計をする際、チップを払うのは習慣化している。相場は合計の15%くらいだが、いちいち計算機を持って正確に出すわけではない。普段私やアメリカ人の親族、友人はどうやって計算してどれくらいチップをあげているか、書いてみる。
例えばレストランで、食事が終わりそうな頃にウェイターが伝票を持ってくる。合計が40ドル20セントならば、10%で約4ドルでなので、それより少し多く、きりがいい5ドルをチップとしてテーブルに置いて帰ると思う(特にタクシーを降りる際などの忙しい時に、合計の15%を暗算するのは面倒なので)。また10ドル紙幣を置いたり、5ドル紙幣ともう2, 3ドル置いて帰るかもしれない。
クレジットカードで支払う場合、きりがいいように、45ドルになるよう、45ドル引く40ドル20の4ドル80セントをチップとして伝票に書き込んで帰るかもしれない。
クレジットカード支払では、45ドル等ときりがいいと、後日の請求書を確認した際に分かりやすく、端数がない分、チップを含めて自分で分かりやすく支払ったのだというサインにもなる。
相場の15%はあくまで目安なので、出したチップが実は12%であっても、17%であっても大したことはない感覚でいる。だいたい15%位を目安にしているだけで、注文した料理と違うものを持ってきたり、ウェイターの対応が酷ければチップはやらない。逆にとてもフレンドリーで、楽しい時間を過ごさせてくれたと思えば、15%とか意識せず、それよりかなり多めできりがいい10ドルや20ドルを置いて帰ることもあるにはある。