写真を撮る際、アメリカ人はたいてい微笑んだ顔をする。それは運転免許証や、パスポート写真、家族写真等でも顕著に見る事が出来る。
日本では、まるで不機嫌とでも言うような、無愛想な顔して撮るのが普通だが、アメリカでは頬の筋肉を緩め微笑み、中には口を開けて明らかに声だして笑っていそうな写真も多い。
これは日米価値観の大きな違いの例の1つかもしれない。アメリカで写真を撮る際は微笑むのが普通である。寂しい顔して撮るよりは、楽しそうに撮ろうとじゃないか、というシンプルな理由であって、アメリカに来たら周りがそうしていたから自分もそうなって行った。いい感化だったと思う。
例えば元メジャーリーガーの野茂英雄が、日本の近鉄時代に撮った野球年鑑での写真は、他の選手らと同じく無表情だったが、アメリカのドジャースに移籍後に撮ったプロフィール写真では、歯を出して明らかに笑っている。郷に入りては郷に従えである。私も野茂と同じで、アメリカに住んでからは、カメラの前では自然と笑みになる。そして妻の学生時代の卒業アルバムを見ると、ほぼ全員見事に微笑んでいた。
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アメリカでよく見る日本車はどんな車か?
普段運転していてよく見かける日本車を書いてみます。
トヨタでは、Camry, Corolla, Sienna, RAV4, Yaris, Highlanderはよく見る。その中でもCamryは見かける頻度が高い。妻の母もカムリだ。確かに高級感あって、音も静かで燃費もよく、乗りやすい。
日産では、Altima, Sentra, Maxima, GT−Rをよく見る。ホンダでは、Accord, Civic, CR−Vをよく見る。AccordはトヨタのCamryと同様、見る頻度が高く、大衆車であるがやや高級的イメージで見られているようだ。
他に、三菱のLancerやスバルのImpreza, Legacy, Forester等も時々見る。アメリカで見られる、日本車とその他全ての車の割合というと、私の印象では日本車3〜4割と言った所だろうか。アメリカの大手メーカーや、韓国のヒュンダイや他国勢が多い中、日本車は多く見られるのである。
なお、軽四のような非常に小さい車は、アメリカでは滅多に見ない。アメリカ人の体自体大きいし、遠距離走る事が多い事も理由と思いますが、ピックアップトラックのような、巨大なトラックも大変人気で、70を超えた高齢者でもそんな車を運転するのをよく見かけるのである。
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アメリカと日本のタクシーの違いについて書いてみる。私の印象を一言で言うと、日本の方がずっといい。
アメリカのタクシーは、今でも基本的に客が自分でドアを開ける。自動ドアを期待して立ったままだと早く入れと言ってくるだろう。
また大きな違いに、タクシーが汚い。シートはしばらく掃除していないのが明らかな程で、外観も、汚れていても傷ついたりへこんでいても特に気にしているようでもない運転手もいる。
身だしなみも、私服で結構だが、着古した家で着るような服で、シートベルトもしない者もいる。
そして特に大都市に行くほど、運転手は横柄になるように思えてならない。急ブレーキ急発進も普通にするし、現金がそれほどなかったため、クレジットカードでもOKというから乗ったのに、支払い時、機械壊れているから現金払いのみだとやや逆ギレする運転手もいた。
もちろんアメリカでも親切で人情味ある運転手もいるが、清潔感ある車内で、安全運転でかつ低姿勢の接客をする日本のタクシー運転手の方が、全てにおいて優れているような気がするときもある。彼らにこそチップをあげたくなる程である。
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アメリカでは、個人によるフリーマーケット、いわゆるガレージセールがとても盛んに行われる。週末になると、個人宅の庭や駐車場に様々なものが陳列され、通りがかりの人もよく訪れる。
近くの交差点や電信柱に、ガレージセールと書かれ、住所と時間とともに記した看板をよく見かける。
服だけでなく、靴、食器類、電化製品、子供用品、本など、中古品であるが概して値は安く、言い値でその場で売買できる。
別に新品でなくても構わないならば、こうしたガレージセールは便利である。またまれに、すべて無料なる、Flea MarketならぬFree Marketとして売り出す場合もある。夫が軍隊で外国へ出兵し、妻子供は実家に戻ったり、離婚等の理由で、引っ越す日が迫っている家庭では、早く引き取ってほしいために全て無料にする事もある。私はそういう所で、スーツケースや銀食器を無料でもらった。売り場である駐車場に車が止めてあったので、これは無料か?と冗談で聞いたら、これ乗って引っ越すので車はダメね、と笑われたが。

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