自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

多くの高齢者も車を運転するアメリカ

アメリカでは、移動手段はもっぱら車です。日本では全国網目のように鉄道、バス網が張り巡らされた印象がありますが、アメリカでは鉄道、バスが充実しているところは、全体から見れば大都市のみに限られ、まだまだ一部と言った印象です。つまり車がなければ生活が困難なほどで、学校へ行くにも買い物に行くにも、仕事に行くにも、そのほとんどに車を使います。あまりに車が多いので、渋滞緩和策、環境対策として朝、他人を乗せると高速代が安くなる、カーシェアリングが行われている地域もあります。
そして都市を離れれば電車もバスもなく、何をするにもやはり車が必要で、そのため高齢者でも車を使う人が多くなります。70、80歳代の高齢者でもピックアップトラックを運転する人も時々見かけます。日本と違い、アメリカは道幅が広く運転は比較的楽なところもありますが、知り合いにいるように、80歳超えてまで運転したくないな、というのが感想であり、希望でもあります。