自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

アメリカの中華料理店

アメリカの中華料理店について書いてみる。アメリカには田舎にもかなり中華料理屋があり、そこそこ利用者がある。個人がやっているテーブルが2、3しかない持ち帰り客が大半の小規模店もあれば、店内が広くおしゃれでアメリカ人客で賑わう人気店もある。
一般的にメニューは、野菜炒めなどの炒め物、唐揚げ、手羽先、焼き飯、春巻、焼きそば、かた焼きそば、海老フライなどある。たいてい牛肉か豚肉かエビかを選び、それにブロッコリーを炒めたものや野菜と炒めたものなどもある。酢豚は日本のようなものではなく、単に豚肉の揚げたものを、薄赤色のスウィートサワーソースにつけて食べるよう別々になっているものを酢豚としている店も多い。なお個人的にアメリカの中華料理店での焼きそば(Lo Main)はたいてい日本のものに近く、美味しく、ほぼセロリが入っているがはずれはいままで長い間住んでいるが一度もない。
またアメリカの中華料理店にはバイキングの店も多く、10ドル程度で食べ放題になっている。味は、まあまあと言った所で、日本のほど美味しいとは言えないかもしれない。日本で食べれるような日本風にアレンジされた中華料理ではなく、店のシェフも中国人で、またアメリカ人や中国人向けの味になっているからだろう。しかし私のような田舎に住んでいる場合は、中華を食べれるだけましと、定期的にそういう近場の中華料理店に通うのである。