自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

アメリカのゲイ、レズビアン

アメリカ人には多くのゲイ、レズビアンがいる。アメリカの歌手や司会者など、芸能人にも多い。妻は以前女性と付き合っていたし、妻の弟は今もゲイだ。またNYの田舎に住んでいても周りの友人にもちらほらいる。以前住んでいた家を売った際、その買い手はゲイのカップルだった。
印象では彼らに対する周りの目はそれほど冷たくない。心では蔑む人もいるかもしれないが、個人の自由と割り切っているような感じだ。ストレートである私は、個人的には初めてゲイの人と会う際は一瞬警戒に似た気持ちになることもあるが、そういうものだと普通に接する。同性を愛するという事以外、一般人と同じだ。
彼らの普段の生活や性生活について、こちらから聞くことはほとんどしないようにしている。嫌がるかもしれないし、宗教のように個人的な事なので、向こうから話してこない限り半ばタブーのように私は意識している。
同姓婚を認める州も次第に増えてきている。妻の友人のレズビアン二人は法的にも夫婦として生活している。そして当然だが子供ができないので、体外受精をして子を授かろうと病院に通っている。しかし彼女達曰くそれを一回行うのは数千ドルかかり、費用と時間がかなりかかるため、私に精子を提供してくれないかと雑談している時に言われた事もある。
エゴかもしれないが、いずれ孫の顔を見てみたいので、自分の子供達にはストレートでいて欲しいと願っている。