自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

アメリカ人の仕事のスタンス

アメリカで仕事をしていて感じる事を書いてみる。一般的に感じるのは、アメリカ人は日本人よりも滅私奉公の精神がずっと低い。人によるとはいえ、定時になればさっさとみんな帰る。明日は明日と、要もないのに残業もしない。帰宅後は頭のスイッチが切り替わり、仕事の事は忘れ去り新たに一日の後半が始まる。
キリスト教の教えにもあるからか、労働は苦痛と同義と感じる人が大半で、定時になると平社員も上司もさっさと帰る。上司が先に帰る事も当たり前だ。サービス残業など考えられない環境である。
その分仕事中はプロとしてがむしゃらに結果を出す。その仕事のスタンスは、日本人はまるで長距離走者で、アメリカ人は短距離走者のようだ(あるアメリカ人は日本人程完璧主義ではなく雑なため、早く仕事が終われると言えなくもないが)。そんなアメリカの環境で私も仕事をするので、仕事後、そして週末は仕事以外の事に十分な時間を取っている。
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