自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

アメリカのトイレタンク

日本の水洗トイレのタンクの上には、水を流すと同時に蛇口から水が流れて手を洗えるようになっているタイプもあるが、アメリカにはそのタイプはほとんどない。アメリカに永住し始めてかなり経つが、アメリカのトイレタンクには手を洗えるようなものはない。妻は日本で数年過ごしていたが、水のリサイクルの意味でも良く、目の付け所がユニークな、日本の手を洗えるタイプに感心していた。
またアメリカのトイレタンクは、タンクの量が少ないのか水の勢いがないのか、水を流しても時々詰まることがある。紙をよく使えば詰まりやすいので、いわゆるカポカポする道具はタンク横にたいてい置いてある。
それはスイスに旅行した時でも起こり、レストランのトイレで大をした際に詰まり、水が溢れだしたこともある。経験上、日本で水が詰まったことはほぼ皆無であっただけに、アメリカでトイレが詰まった回数は大変多く、その性能の違いに気づかされるのである。