アメリカのゴミ収集
アパートでも専用のゴミ集積所にゴミ袋をいつでもポン、と入れておくのは日本と同じだろうが、アメリカではその集積所に鉄製の巨大な容器があり、そこにゴミを捨てる。大きさは縦横2 メートル×1メートル、高さ1.5メートルくらいだ(写真は企業や病院等で見られる物でより大きい)。ゴミ収集車はその鉄の容器の端にある穴に、正面から2つの鉄のアームを差し、上後方に容器ごと持ち上げ、ゴミを上から揺さぶり落とす。その光景は豪快である。
時にはゴミを全て揺さぶり落とした後、容器を上から車正面までアームで戻した時、これまた車についている専用のホースで、運転席にいながら容器の中を洗っていることもある。
一軒家のゴミ収集は運転者と収集者の二人一組で、道沿いにてテンポよく行われるが、アパートなどにある巨大鉄容器がある場所には、運転者一人でゴミ収集を行う場合も見られる。
なお日本で時折見られるような、童謡などの音楽を鳴らしながら周囲に知らせるようなゴミ収集車は、アメリカではまれで、今まで見たことがない。