自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

アメリカのお年玉

アメリカには、お年玉の習慣がない。親からすれば嬉しいかもしれないが、その一方でクリスマスには子供に大量のプレゼントを与える。アメリカでのクリスマスプレゼントは1個でなく、子供1人につきに何個も与える。また自分の子供だけでなく、甥や姪、孫のほか、夫婦間、兄弟間、親など、年上年下関係なく親戚全員にプレゼントを贈りあうこともよくあるので、相当な出費になる。直系家族間の、祖父母と両親からその子供へは特に質量とも多く、他の親族からは一人一個または数個のプレゼントが贈られる。クリスマス後、小さい子供を持つ家では、親戚中からプレゼントをもらい、足の踏み場もないくらいのおもちゃで埋め尽くされることもある。クリスマスから一週間後に来る新年でも、まだ子供たちはそれらおもちゃを飽きずに楽しんでいる頃でもある。そういう理由もあって、アメリカではお年玉の習慣はないのかもしれない。
また私の家庭のように、日米のハーフの子供の場合、お年玉を与えているかであるが、私の家庭の場合与えていない。このようにクリスマスで大量のプレゼントを与えるからだ。私が子供の頃は日本で親からお年玉をもらっていたので、私の子供にも与えないと不公平かもしれないが、その分大量のクリスマスプレゼントをあげているので、それで差し引きゼロとしている。。