アメリカでの野球観戦
日本の球場では、応援団がトランペットや太鼓で盛り上げ、観客もメガホンやビニール傘や風船などで参加し、大きな音でにぎやかである。しかしアメリカでは、応援団は通常いない。
楽器による応援もない。選手別の応援歌もない。ではアメリカの観客は球場で何をするかというと、見ているだけである。日本のに比べずっと静かである。ヒットやホームランが出ればもちろん歓声がすごいが、何もなければ静かなものだ。
日本とアメリカでプレーの経験があるプロ野球選手は、その観客の態度の差、うるささに大きなギャップを感じているはずだ。
さらに日本の球場では、観客が野次や選手名を叫ぶ場合がよくあるが、アメリカではそれは比較的少ないのではないかと思う。
ちなみに、ホームランボールだけでなく、ファールボール、そしてイニング終了時のボールは、取った観客が持って帰る事ができる。