アメリカ人の数字の書き方
アメリカでは、数字の書き方が日本人と少し違う。数字の1は、アメリカ人は1の出っ張り部分をかなり長く書く人がよくおり、写真のように出っ張りが長くなりすぎて、まるでAの横棒がないような1を書く人もいる。
数字の4は、右上から左下へと書く斜め線を、彼らは単に上から下へ直線を描く。さらに4の横線は、日本人の多くは縦線と交差させさらに右へ少し出すが、彼らは横線縦線の交差したところで止めることもよくある。交差後さらに右へ突き出さないので、初めて見ると収の左側のように数字でないように感じかねない。
6は、くるっとまわす最後の部分が非常に大きな弧を描く場合が多く、横に間延びした巨大なGのように、丸みのある6が多い。7は、下への縦線に、左上から右下へ交差線(点)を入れる事が多い。1と見分けやすくするためと思われる。
日本人が書く数字は印刷された活字体に近く概ね見やすいが、以上の点から、アメリカ人の数字はアメリカに長く住んでいても未だに判別しづらいと感じる事がある。