アメリカの食パン
妻が日本に住んでいた際、薄い食パンが欲しいと言ったので、スーパーでなくわざわざパン屋専門店へ行き、店員にできるだけ薄いパンに切るよう頼んだものだ。最初店員は「は?」という顔だったが、行きつけるようになると妻専用に手慣れて切ってくれたのを覚えている。彼ら曰く、それは10枚切りと言っていた。
なぜそんな薄いのかだが、パンが薄いと、上に乗せるマーガリンやジャム、またサンドウィッチに乗せる具をより味わえるからかもしれない。アメリカに住み始めた当初はなんと薄いのだと少しぼやいていたが、今は慣れて何とも思わなくなってしまった。