アメリカ人の習い事
なぜ多いのか。はっきりとした理由は不明だが、小都市にもいくつもあることから、割と需要はあるようで、日本のように習い事のトップに来る水泳、野球、サッカーのほか、空手もその選択肢によく入る。どちらかというと、小さいうちはコンピュータや機械いじりタイプでなく、まだまだ体を動かせたい、動かしたいと思うアメリカ人も多く、日本発祥の格闘技イコール、クールと思う人が多いのも背景にあるかもしれない(なお相撲教室は近場にはない)。また私が思うように、多民族国家のアメリカで住む以上、より起こりやすいと思われる様々な考え方価値観の相違や人種差別、いじめ等に因る暴力、傷害、その他犯罪(昔に比べれば減った気がするが)に対抗する正当防衛手段として、アメリカで空手を習わせるのは、単に習い事で技能を修得するだけでなく、安全に暮らせる基盤を作る意味でも悪くはないと思う。自分の身は自分で守るの意識が日本より強いアメリカだから、空手が繁盛しているのかもしれない。