自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

メリークリスマスと言わないアメリカ人

アメリカでは年末の時期にメリークリスマス(Merry Christmas)と呼び合うのは多数派ではない。昔は、皆そう呼び合いクリスマスを祝ったが、近年アメリカではハッピーホリデイズ(Happy Holidays)と言い合う方が一般的だ。
理由は、皆が皆クリスチャンではなく、無宗教者もいれば、ユダヤ教、イスラム教、仏教信者等様々いるので、一様にキリスト誕生を祝う意味でメリークリスマスというのは正しくない、というのが理由のようだ。
相手がキリスト教信者であると知っているならばメリークリスマス!、と言うが、そうでない場合や分からない場合は、単にハッピーホリデイズ!と言い合うのが一般的である。だからと言って私はクリスチャンではない、と怒ってくる人はいないだろうが。
例えば私のようなアメリカ在住のアジア人等は、彼らからすれば何の宗教信者なのかより分かりづらいようで、ハッピーホリデイズとよく言われる。言い方は変わっても、クリスマスは祝日で休みである。それはこれからも続いてほしいものだ。
プレゼント・ギフト

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日米の店員の違い

日米の店員の特徴に関して感じる事だが、日本の店員は客に対してサービス精神が強く、親切丁寧という印象がある。一方でアメリカの店員は、日本に比べると概して雑で、お客様は神様です的に接する精神は日本のより劣る。
しかしアメリカの店員は日本のよりずいぶんフレンドリーではある。レストランなどでは、客と気さくで和やかな雰囲気になるように接してくるし、世間話をする事もある。銀行の行員も、私の義理の祖父が亡くなった事を新聞の死亡記事で知り、私が行ったらお悔やみの言葉を言ってくれたりする。
日本の店員は仕事を始めれば、プロ意識のスイッチがより強く入るような感じで、クールで事務的機械的な感はあるが、一歩二歩先を読むようなサービスや心遣いをしてくれる。アメリカでは、家にいる時の気分でそのまま仕事を始める、というと言い過ぎだが、よりラフで、接しやすく、友達や協力者感覚で接してくる。人により受け止め方に好みはあるにしろ、今までの経験から、大体上記のような違いがある気がするのである。

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写真撮影時の日米の違い

写真を撮る際、アメリカ人はたいてい微笑んだ顔をする。それは運転免許証や、パスポート写真、家族写真等でも顕著に見る事が出来る。
日本では、まるで不機嫌とでも言うような、無愛想な顔して撮るのが普通だが、アメリカでは頬の筋肉を緩め微笑み、中には口を開けて明らかに声だして笑っていそうな写真も多い。
これは日米価値観の大きな違いの例の1つかもしれない。アメリカで写真を撮る際は微笑むのが普通である。寂しい顔して撮るよりは、楽しそうに撮ろうとじゃないか、というシンプルな理由であって、アメリカに来たら周りがそうしていたから自分もそうなって行った。いい感化だったと思う。
例えば元メジャーリーガーの野茂英雄が、日本の近鉄時代に撮った野球年鑑での写真は、他の選手らと同じく無表情だったが、アメリカのドジャースに移籍後に撮ったプロフィール写真では、歯を出して明らかに笑っている。郷に入りては郷に従えである。私も野茂と同じで、アメリカに住んでからは、カメラの前では自然と笑みになる。そして妻の学生時代の卒業アルバムを見ると、ほぼ全員見事に微笑んでいた。

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アメリカで見る日本車

アメリカでよく見る日本車はどんな車か?
普段運転していてよく見かける日本車を書いてみます。
トヨタでは、Camry, Corolla, Sienna, RAV4, Yaris, Highlanderはよく見る。その中でもCamryは見かける頻度が高い。妻の母もカムリだ。確かに高級感あって、音も静かで燃費もよく、乗りやすい。
日産では、Altima, Sentra, Maxima, GT−Rをよく見る。ホンダでは、Accord, Civic, CR−Vをよく見る。AccordはトヨタのCamryと同様、見る頻度が高く、大衆車であるがやや高級的イメージで見られているようだ。
他に、三菱のLancerやスバルのImpreza, Legacy, Forester等も時々見る。アメリカで見られる、日本車とその他全ての車の割合というと、私の印象では日本車3〜4割と言った所だろうか。アメリカの大手メーカーや、韓国のヒュンダイや他国勢が多い中、日本車は多く見られるのである。
なお、軽四のような非常に小さい車は、アメリカでは滅多に見ない。アメリカ人の体自体大きいし、遠距離走る事が多い事も理由と思いますが、ピックアップトラックのような、巨大なトラックも大変人気で、70を超えた高齢者でもそんな車を運転するのをよく見かけるのである。

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日米のタクシーの違い

アメリカと日本のタクシーの違いについて書いてみる。私の印象を一言で言うと、日本の方がずっといい。
アメリカのタクシーは、今でも基本的に客が自分でドアを開ける。自動ドアを期待して立ったままだと早く入れと言ってくるだろう。
また大きな違いに、タクシーが汚い。シートはしばらく掃除していないのが明らかな程で、外観も、汚れていても傷ついたりへこんでいても特に気にしているようでもない運転手もいる。
身だしなみも、私服で結構だが、着古した家で着るような服で、シートベルトもしない者もいる。
そして特に大都市に行くほど、運転手は横柄になるように思えてならない。急ブレーキ急発進も普通にするし、現金がそれほどなかったため、クレジットカードでもOKというから乗ったのに、支払い時、機械壊れているから現金払いのみだとやや逆ギレする運転手もいた。
もちろんアメリカでも親切で人情味ある運転手もいるが、清潔感ある車内で、安全運転でかつ低姿勢の接客をする日本のタクシー運転手の方が、全てにおいて優れているような気がするときもある。彼らにこそチップをあげたくなる程である。

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アメリカのフリーマーケット

アメリカでは、個人によるフリーマーケット、いわゆるガレージセールがとても盛んに行われる。週末になると、個人宅の庭や駐車場に様々なものが陳列され、通りがかりの人もよく訪れる。
近くの交差点や電信柱に、ガレージセールと書かれ、住所と時間とともに記した看板をよく見かける。
服だけでなく、靴、食器類、電化製品、子供用品、本など、中古品であるが概して値は安く、言い値でその場で売買できる。
別に新品でなくても構わないならば、こうしたガレージセールは便利である。またまれに、すべて無料なる、Flea MarketならぬFree Marketとして売り出す場合もある。夫が軍隊で外国へ出兵し、妻子供は実家に戻ったり、離婚等の理由で、引っ越す日が迫っている家庭では、早く引き取ってほしいために全て無料にする事もある。私はそういう所で、スーツケースや銀食器を無料でもらった。売り場である駐車場に車が止めてあったので、これは無料か?と冗談で聞いたら、これ乗って引っ越すので車はダメね、と笑われたが。
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ウォシュレットを怖がるアメリカ人

アメリカでは、トイレのウォシュレット使用者はまだまだごく少数派だ。金持ちや新しい物好きな人に普及している程度で、一般的な普及にはまだまだ遠い印象だ。周辺の店では売っているのさえ見た事がない。
前に1000ドルあれば何欲しい?等の話を周りのアメリカ人らとした際、半分冗談でウォシュレットあればいいなあと言ったら、意外にも大笑いされた。
水で洗浄するという発想自体、大半のアメリカ人にはまだないし、実際に見て知る機会もそうないためか、ウォシュッレットに対してやらず嫌い、知らず嫌い的な気持ちを持っているような気がする。アメリカでは、ウォシュレットを友人宅で初めて使ってものすごい悲鳴を上げるコメディー映画もある。それは食べたいことのない異国の料理を初めて食べるようなもので、楽しみより恐れの方が大きいのかよくわからないが、私が衛生的で便利で、気持ちもいいものだと彼らに言っても、大半は使いたくはないと言う。何はともあれ、私は近々、とうとう購入する予定だ。

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家電量販店がほとんどないアメリカ

アメリカでは、日本によくある家電量販店をあまり見かけない。日本のように、家電の大半を網羅したような品数豊富な店はアメリカでは決して多くなく、たいていはWalmartやSearsといった、百貨店や大型スーパーの中で電気売り場として1区画を使っているような形態が多い。
そのため、必然的に品数が豊富でない。数える程の中から選ぶ事になり、日本のようにメーカー別や価格帯、付加価値別に多くの中から品定めする事は、アメリカでは日本ほどできない。
家電を一堂に集めた店がなく、店の中でその一区画を占める場合が多いということは、つまりテレビやパソコン、その他周辺機器は電気売り場で売られるが、扇風機やアイロン、ミシン、電子レンジ、冷蔵庫、照明器具、電池といったものは遠く離れた売り場で売られる場合が多い。
日本の家電量販店だと品数の豊富さだけでなく、値引きがよくされたり、ポイント制度や電化製品が何でも揃う便利さがあり、それを知ったうえでアメリカに住んでいると、そんな店がもっとアメリカにあってもいいのにと思う。
大型冷蔵庫

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スーパーで銃が買えるアメリカ

アメリカではスーパーで銃が買える。たいてい車のオート用品やアウトドア商品の一角に、様々な銃と弾丸等が売られている。いかにもアメリカらしいが、誰でも買える訳ではない。
アメリカ国民でも、一般的なハンドガンを購入する場合は、21歳以上である事とハンティングライセンスという狩猟許可証なるものが条件だ。
州によって条件が変わったり、規制がよく変わるが、簡単に言うと以上をクリアしていれば買える。
なお、市民権のある者でないと原則不可なので、3ヶ月未満の観光ビザによる外国人旅行者は銃を購入できない。買えないにしても、アメリカの都市部で時々見かける射撃場では、単なる旅行者でも様々な種類の銃で射撃をする事が出来る。
私も時々射撃をするが、ルパン三世のような小型拳銃や、スナイパーが使う1mほどあるライフルやマシンガンを射的めがけ撃つのは、独特の爽快感があり、外国ならではのアクティビティである。
数人でハンティングにしばしば出かけ、大鹿を仕留めるのが趣味である友人が近所にいる。私は行かないが、彼らは楽しそうで、自宅の棚には銃専用の棚や仕留めた写真等が飾ってある。
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アメリカの銀行はドライブスルーがある

アメリカの銀行では、たいてい写真のようにドライブスルーも併設している。まさしくマクドナルドのドライブスルーと同じで、車に乗りながらお金の預け入れ、引き出しなどが行える。
免許証と銀行のカード等を一緒に窓口に手渡すが、建物に面していない写真右側のレーンでは、ATMの機械があるか、またはチューブに物を入れると、建物に瞬時に送られる装置がある。どちら側もマイクとスピーカーがあり、さっさと済ませられるので便利である。車に小さな子供が乗っていれば、キャンディーをくれる銀行もある。
同様に、WalgreensやRite Aidのような薬局兼スーパーのお店でもドライブスルーがあり、医者の処方箋を渡せば車に乗りながら薬をもらえる事が出来る。

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アメリカでよく目にするユニークな車とは

アメリカではリムジンをよく見る。これはLA、ハリウッド、ハワイ、マイアミ、ニューヨークマンハッタン等の大都市で共通していえる。その数は日本の比ではない。
そのような都市、観光地では、リムジンで観光する低価格なオプショナルプランもある。リムジンの貸し切り状態で行きたいところを走ってくれるのは確かに気持ちがいい。
アメリカでは結婚式等でもリムジンを使用する場合がある。私はラスベガスで結婚式を挙げたが、こちらから希望するまでもなく、リムジン移動が挙式プランに入っていた。決して金持ち、有名人だけが乗るものではない、というのがリムジンの印象である。
HIS

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アメリカ生活に適応しやすい人とは

アメリカ生活に適応しやすい人とはどんな人か?実際アメリカで生活していて感じる、共通する大体の人物像を以下に記してみる。独断ですが参考にしてください。
住めば都、何事も慣れと思える人、恥ずかしがらない人、思った事を正直に言う人、社交的な人、他人に親切な人、家にいるより外にいるのが好きな人、あまり細かい事を気にしない人、陽気で話し好きな人、好奇心旺盛な人、陰気でなくさっぱりしている人、 ジョーク好きな人、嫌な事を引きずらず気持ちの切り替えが上手な人、など。まだまだありそうだが、翻って見るとこれらが一般的なアメリカ人の性格のような気がするのである。

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アメリカでの番地の付け方

アメリカでは、住所の番地の付け方は分かりやすい。日本の住所では、地図を見ると1番地はこちら、2番地はあちらと、まるで適当に番地番号を振り分けられているかのように見え、隣の家の番地も連番でなく規則性がないように思う時がある。
しかしアメリカでは、非常に単純である。道を挟んで、片方は奇数番号、反対側つまり向かいの家は偶数番号がつけられる。道番号と言った方がいいかもしれない。
交差点など、その道の始まりから番号がつけられる。1の道番号の付いた家のお向かいさんは2、その斜め前のお向かいは3、その斜め前のお向かいは4、となる。連番の住所が道を挟んで続くので分かりやすい。
地域によって、スタートが1でなく100からであったり、次の交差点からはそれまでが170などまだ途中でも、区切りよく200から始まったりする。また、たいてい家や建物の入り口にはその番地に当たる番号が大きく掲げられており、車で道の左右の建物にある番号を見て行けば、連番になっているのが分かる。そのため日本のそれとくらべると、迷子にはなりにくく、目的地の道にさえ着けば、あとはその道のどちら側が奇数か偶数かをみて、目的地番号のある片側だけを見ていれば、連番になっているのが確認でき、難なく目的地に着く事が出来る。

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アメリカのバス停の名前の付け方

「アメリカの住所は家の前の道路名」でも触れたが、アメリカの住所は「〜町」などのように土地そのものから名前が付けられるのではなく、家の前の道の名前が採用される。土地に名前がなく、代わりに全ての道に名前があるのである。そのためバスの停留所も、その土地の名前ではなく、面している道路名がバス停になる。
単に道沿いにあればその道名がバス停の名前になり、交差点に付近にあれば、その交差する2つの道がそのままバス停になる。ジョンソン通りとローレン通りの交差点にあれば、Johnson/Laurenがバス停名になる。
なおコンサート会場や美術館等、有名な建物の前にある場合は、その前にある道名よりは、その建物名自体がそのままバス停名になる場合もある。

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ニコチン、タールの表示がないアメリカのタバコ

アメリカで売られているタバコのパッケージには、通常ニコチンやタールの含有値の表示はない。日本のものだとほぼ全てに記載されているので、どれくらい強いか軽いか分かるが、アメリカは吸ってみないと分からない。
日本で吸っていたタバコの、そのパッケージが英語で書かれていかにも外国産らしくても、外国で手に入る可能性はあまり高くない。確かにマルボロなどはアメリカでも手に入るが、日本で買うとニコチン、タールの値は側面にあるが、アメリカでマルボロを買うと書いていない。余談だが日本のように次から次へと、めまぐるしくたばこの新製品は出ない。
日本で吸っていたタバコがアメリカで売っていなく、何か新たに買う際は、それが大体でも強いか軽いかを、店の店員や友人等に聞いたり、インターネットで調べるのも手だ。銘柄によっては一箱10ドル程度するので、買った後後悔しないようにしたい。
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英語で宛名を書く際の違い

英語で封筒や手紙に宛名を書く際は、日本語で書くのと形式が異なる。まず横書きである事、差出人名とその住所を左上に書く事、そして送り先を中央に書く事、切手は右上に貼る事だ。
差出人の住所よりも、送り先のを大きく書くと見栄えがいい。日本語では、まず県、市、そして町名等と、まず大きなくくりから書くのに対し、英語で表記する際は全く逆である。例えば下記のようになる。
John Williams
123 South Road, Apt.1
Buffalo, NY 12345
USA
まず名前を名、姓の順で書くが、親しい人にはMr.やMrs.といった敬称は不要だ。夫婦に送る際は、姓のみをつけたMr. and Mrs. Williamsでいい。あまり親しくない人や形式張った場合の際は敬称を付けた方がいい。独身か既婚か分からない女性に送る際は、Ms.にしておくと無難だ。
改行後、名前の次は道番号になるが、その道番号の次に道名を書く。RoadはRd.に、StreetはSt.に、BoulevardはBlvd.に短縮して書いても構わない。またその宛先が一軒家でなくアパートやビルならば、コンマ後に、アパートメントのApt.の後に部屋番号を、ビルならRm.部屋番号等と書く。書くスペースがなければ次の行に書いてもいい。
改行後、市町村名を書き、コンマ後その州名を書く。NYのように全50州とも2文字の短縮形があるが、必ずそうする必要はない。右にまだ書けるスペースがあれば、郵便番号を書く。なければ次の行に。
そして改行後、最後にUSAをつける。海外からUSAに送るのでないなら不要である。
基本は、誰にでも分かるように書けば、短縮形やコンマ等問題ではない。Eメールだけでなく、海外の友人からこうした手書きの手紙が届くと、何とも嬉しいものである。
スラスラ話せる英会話

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アメリカでは返品にとても寛容的

アメリカの多くの人々は、買い物後よく返品する。それは日本の比ではない。スーパーや服屋などでも、たいてい写真のようなカスタマーサービスなる返品を行えるカウンターがある。そこに持って行くと、さっさと返金手続きを行ってくれる。
なぜ返品したいのか聞く店員もいるが、たいてい聞いては来ず、当たり前のように事務的に返品処理をしてくれるのが一般的だ。私の親族や知り合いでも返品する人がいるが、その理由が単純明快で、「気が変わったから」、「買ったがやっぱり嫌だから」、「プレゼント用で買ったが嫌がられた」、などだ。ある友人は服を購入後しばらく着ていたがやっぱり嫌だから返品したという。それで返品を受け取る方もすごい訳で、日本ではまず出来ない芸当だろう。

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アメリカのスーパーの出口でスタッフがすること

アメリカのスーパーでは、入り口にたいてい見張りのスタッフが立っている。買い物をし終えた客を呼び止め、レシートの提示を求め、それを見ながら万引きがなく正しく支払いを済ませたかチェックする。
店により、また人により、店から出る客全てを止め、一人一人チェックして行くスタッフもいれば、抜き打ちか勘かその時の気分か知らないが、時々しかしない者もいる。
ある大型のスーパーでは、出口でチェックする者が一人しかおらず、しかし客はたいてい週一の買い物で日本のそれより相当な量を買い込むので、レシートと品物の照合がスムーズに行かず、出口で長蛇の列になるところもある。
店内には監視カメラがたくさんあって見ているだろうし、出口でチェックする係員をもっと増やせばいいじゃないか、と思うのだが、依然変わらない店もある。そういう店に行く時は、空いている早朝等に行き、さっと行ってさっと帰れるようこちらも工夫をするのである。

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アメリカの離婚

アメリカでは離婚する人が多い。約二組に一組は離婚すると言われて久しい。日本では約四組に一組程度と言われるから、単純に言えば倍である。
アメリカで離婚が多いのは、私の周りでも言える。アメリカ人である妻の両親は離婚、妻の叔母も全員離婚、叔父も全員離婚、いとこも一組以外全て離婚し、周りで残るは私たちとそのいとこ夫婦のみである。プレッシャーではないが、何となく居心地はよくない。
バツ2、バツ3の人も多い。そして頻繁に見られるのが、離婚者同士が同棲し、籍は入れないケースだ。もう結婚はこりごりなのか、結婚という法的手続きをする必要性を感じないのか、内縁の夫婦の人々がたくさんいる。
愛情があるのはもちろんだが、今後互いを色々な面で助け合って行く、という意味で一緒に住んでいるという人々が周りでよく見られる。特に中年以降になれば、それぞれの子供も独立し、新たに子供を作らないので、離婚後結婚せず同棲している人々は多い。
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アメリカで買えるラーメン

外国に住んでいると、日本にいたのと同じような食生活を送るのは簡単ではない。私のようにアメリカの片田舎に住んでいるとなおさらである。
例えば私はラーメンが大好きであるが、近くのスーパーで日本で買えるようなカップラーメンは売っていない。あるのは、韓国製の激辛カップヌードルや、中国やベトナム産かどこかのものだけである。それらは非常に辛いか、日本のものとは味が全く異なる。日本のラーメンと言えば味噌、醤油、塩味等が一般的であるが、アメリカのスーパーで見られるものはキムチ味、牛肉味、エビ味など、だし自体が違う。都市部やアジア系スーパーに行けば、サッポロ一番や出前一丁、チャルメラ、どん兵衛、一平ちゃん等が手に入るが、私の地域からは大変遠い。
そのため韓国製の激辛ラーメンを食べる事があるのだが、幸か不幸かそれに慣れてしまい、時々その辛さが恋しくなる事すらある。そして遠出して買ってきた冷凍の味噌ラーメンは、その日の”豪華”な夕食となりうるのである。

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アメリカの道路にあるスピードバンプ

アメリカの道路を走っていると、時々Speed Bump(スピードバンプ)を見かける。住宅街にはたいていこのスピードバンプが道の上にあり、車は徐行運転で渡る必要がある。住宅街では時々2、30mおきにあることもある。時速およそ5キロ程度でゆっくりと跨ぐ感じだ。
目的は、周辺の住宅等への車の騒音を配慮したためだ。このバンプは、高さ約10センチから20センチくらいある。そのため、バンプがある事を気づかずに通過すると突然車が上下に大変揺れる。車高が低い車は、徐行しないで通過すると、こすってしまったりフロントの部分が衝撃で割れてしまう場合もある。写真のようにバンプの標識があれば、ぜひ徐行運転でそーっと通過したい。

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クリスマスツリー用に木を買うアメリカ人

クリスマスが近づくと、スーパーやホームセンター等ではクリスマスツリー用にもみの木が売られる。入り口周辺や駐車場の一部を使って、かなりの本数が売られ、多くの人々で賑わう。
高さはおよそ2m程度のものが多く、値段は20〜30ドル程度で買える。もちろんもっと大きく値が高いものもある。
日本だとなかなか売ってもいないし、巨大なので持って帰るのも困難だろうが、アメリカではピックアップトラック所有者が大変多く、後ろの荷台にドンっと置いて持って帰れる。
伐採した木だから毎年使う訳にはいかず、クリスマスが終わればすぐ処分される。アメリカの多くの自治体では、不要の本物のクリスマスツリー処分場なる場所を設け、一括で無料処理してくれる。それらは焼却後、腐葉土として公園や広場の一角等に山のように積み上げられ、無料で市民に提供され、庭や畑用として良質の土を自由に持って帰る事が出来るところもある。
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アメリカに移住して大きく変わった価値観とは

アメリカに住み始めてしばらくした頃、私の中の価値観にある大きな変化が起こったのを実感した。恥ずかしいと言ったり思わなくなったのである。
日本にいた頃は、まるで何かにつけて恥ずかしいと思い、他人の目が気になり、今のアメリカ生活よりもずっと主体性に欠けたものだった気がする。
日本の地理的、歴史的背景から、周りと協調する必要があった等と言われるが、そのために出る杭は打たれるや恥の文化等いう言葉は、今でも日本の象徴的言葉として使われたりする。要するに日本では他人とうまくやっていく事に多大な注意を払う価値観が育ちやすいのかもしれない。
それがいいかどうかは別として、私にとってこの「恥」「恥ずかしい」と思う事が激減した生活をアメリカで送れている事は、非常に気が楽である。昔日本で感じていた他人の視線や、自分の肩にのしかかっていたしがらみや不自由さ、気疲れという名の疲れが、アメリカでは激減した。
なぜなら相手に合わすような日本スタイルではなく、主張するスタイルがアメリカの基本であるから、主体は他人でなく勿論自分である。周りの相手や他人に合わそうと気疲れする事もなく、その相手も同じように同調意識を日本ほど強くこちらに望んできていない。自由の国アメリカとはよく言ったもので、そういう意味でも結構当たっているところがある。
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ベジタリアンへの日米の待遇の違い

アメリカにはベジタリアンがたくさんいる。その数は確実に日本のそれより多い。アメリカ人の私の妻も、ベジタリアンだし、アメリカの友人にも結構いる。
アメリカでは、レストランやスーパーで彼ら用のメニューや食品がある。人々も、ベジタリアンに一定の理解がある。例として、アメリカのマクドナルドでは「チーズバーガー肉なし」と注文してもすんなり作ってくれる。わざわざ「スペシャルオーダーありがとうございます」なるシールを貼ってくれる。
一方で昔日本にいた際、妻がマクドナルドで同じ注文をしたが、店員は変なことを言う客が来たと明らかに嫌そうな顔をする。ベジタリアンで肉がだめなんです、と言っても「出来ません」、と突っぱねてくるか、店長に聞きにいき、買うのに大変な時間がかかったものだ。
余談だが、日本では無理と分かっていたので言わなかったが、アメリカのあるマクドナルドでは、妻が同じ注文をし、そのチーズバーガーで抜く肉を、私が注文するビックマックに入れてくれと言うと、二つ返事でOKしてくれる。肉3枚のビックマックを作ってくれた。
アメリカではベジタリアンが多いため、彼ら向けの様々な種類の食品や料理本が手に入るなど、環境に恵まれている。日本にいた頃より、妻はここアメリカで食事面で大変幸せであるようだ。

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英語なしで生活できるアメリカの都市

英語なしで生活できるアメリカの都市はどこか?
私は3つの都市が思い当たる。まずはハワイのワイキキだ。日本人観光客だらけのため、現地人の多くが日本語を解する。また歴史上日系人が大変多く、例え日本語が読み書きできなくとも会話は問題ない日系3世、4世等も多い。
餃子の王将等のラーメン屋、寿司屋、千房等のお好み焼き屋等といった日本食料理店のほか、居酒屋、弁当屋、和菓子屋など、日本人による経営の店で、店員も日本人または日本語がわかる場合が多く、さらに味もほぼ問題ない。
日本語のラジオ、TV、新聞、雑誌があるほか、日系スーパー、$1(100円)ショップもある。日本人医師もいるし、運転免許筆記試験も日本語でできる。
また旅行、飲食、美容業界を中心に働く日本人が多く、顧客の大半が日本人観光客のため、英語がほとんど出来なくてもやっていける仕事も多い。ワイキキにいると、ここは日本で、外国人が日本に来ていると思わされる時すらある。
このほか大体似た環境であるのが、サンフランシスコと、ニューヨーク州のマンハッタンだ。もちろん、この3都市であっても英語を全く話さずに暮らすのは無理があるが、比較的多い日本語での仕事に就き、日本語を話す店員がいる日本関連のスーパーや店等の利用、そして現地の日本人グループや友人と普段から行動を共にすれば、その大半を英語無しで済ませる事も不可能ではない。もちろん英語ができないと不便この上ないが。
ハワイ

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アメリカのタバコの価格は、店、地域によってさまざま。

日本でタバコを買う際、その価格はどこで買っても全国均一で同じであるが、アメリカでのタバコの値段は、店により、地域により、州により様々である。
あるブランドのタバコでも、どこで買うかによってある程度価格が異なる。喫煙者からすれば近場の便利な所で購入したいが、食料品を買うのと同じで、場所により異なるので、広範囲に渡り各店の値段を知っておくのも手だ。
大きくいうと、比較的よくタバコが栽培されているアメリカ南部が、また都市部より田舎の方が安く買える。インターネット販売でも購入できる。
また、Indian Reservationなる場所では、タバコが格安で売られている場合がある。そこはインディアン居留地、自治区などとと言われ、中にはカジノを併設している場合もある。そこでは、通常1カートン100ドルする、あるタバコが68ドルで購入できたりする。32%引きである。まるで免税店に近い。
さらに、州でも異なる。1パック当たりの州税が州により異なるため、同じタバコを買うのでもどの州で買うかで価格が随分異なる。ある年の例では、一番安いのは1パック当たりの州税が30セントのバージニア州、平均州税は$1.45で、最も高い州税は$4.35のニューヨーク州である。価格が上がる事はあっても下がる事はないので、アメリカでも喫煙者はいろいろと肩身が狭いものだ。
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