日米の店員の違い
しかしアメリカの店員は日本のよりずいぶんフレンドリーではある。レストランなどでは、客と気さくで和やかな雰囲気になるように接してくるし、世間話をする事もある。銀行の行員も、私の義理の祖父が亡くなった事を新聞の死亡記事で知り、私が行ったらお悔やみの言葉を言ってくれたりする。
日本の店員は仕事を始めれば、プロ意識のスイッチがより強く入るような感じで、クールで事務的機械的な感はあるが、一歩二歩先を読むようなサービスや心遣いをしてくれる。アメリカでは、家にいる時の気分でそのまま仕事を始める、というと言い過ぎだが、よりラフで、接しやすく、友達や協力者感覚で接してくる。人により受け止め方に好みはあるにしろ、今までの経験から、大体上記のような違いがある気がするのである。