祝いたがりのアメリカ人
例えば、誕生日の半年前にパーティーをしたり、誕生日1ヶ月前パーティーをする家庭もある。また結婚10周年、20周年など、節目に当たる年に、再度同じ配偶者と結婚式やパーティーをする夫婦もいる。
子供が小さい場合は、クリスマス1ヶ月前からクリスマスイブまで、毎日朝起きてすぐ、本など何か1つ小さなプレゼントを与え続ける家庭もある。
誕生日半年前パーティーをする家庭では、まだ半年前ということでバースデーケーキが最初から半分で登場したり、バースデーソングに半年前の文言を加えて歌ったり茶目っ気のあるパーティーをする家庭もある。曜日は金曜日の夜か、週末祝日が多いわけだが、その日にうまく目的の日がかち合わなければ、誕生日半年前+2日前パーティーなどとかなり無理のある名目で人を誘う人もいる。もちろん、名目などなくただパーティーを頻繁にする人もいる。
そういうイベントの日に対して、参加する方も、義務的にいやいや、面倒臭く参加というよりは、人とにぎやかに楽しい時間を過ごしたいというお祭り騒ぎ的気質が根底にあるからか、堅苦しさもさほどなく、都合が付けばさらっと参加するものだ。
何かと祝ったりパーティーをしたりするのは、通常の生活にメリハリや人との繋がりをさらに感じられて楽しいものである。