アメリカの祝日数は年に何日あるか?下に一覧でまとめてみる。
1月1日:New Year's day
1月第3月曜日:マーティンルーサーキングJr.誕生日
2月第3月曜日:ワシントン誕生日
5月最終月曜日:メモリアルデー
7月4日:独立記念日
9月第1月曜日:Labor Day
10月第2月曜日:コロンバスDay
11月11日:Veterans Day
11月最終木曜日:Thanksgiving Day
12月25日:クリスマス
とあり、計10日である。これは国が定めた連邦祝日で、他に州が定めたものや、会社、学校により多少異なるが、基本は年10日程度だ。日本のそれよりかなり少ない。
私の会社の場合、マーティンルーサーキングJr.誕生日、ワシントン誕生日、コロンバスDay、Veterans Dayは休みでない。その代わりに、独立記念日の翌日も休みにするなど、2連休もしくは土日が続けば4連休になることもある。
またこれら祝日の前後に有給休暇をとるのがやや慣例化していることもあり、祝日前後は社員の多くが休暇をとることがよくある。有給休暇日数を最小限に、かつ休みを最大限にするために祝日前後によく休む。たいてい1~2週間バケーションをとる人が多いが、時々1ヶ月休む人もいるので、あの人辞めたのかと思っていたら実は休暇だったということもある。学生も6月頃から夏休みに入り、9月までの間2ヶ月以上休みが続くこともよくある。
休日数だけで見ればアメリカは日本よりかなり少ないが、多くのアメリカ人は有給休暇を当然の権利としてどんどん消化するので、月曜や金曜に有給を使い、定期的に3連休かそれ以上休む人も周りで多い。学生の夏休みも日本のよりもさらに長い所もあり、年間でみれば差し引き同じくらいか、アメリカの方が休みが多くなるのかもしれない。
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日本に住んでいた頃、英語の勉強がてらに、よく外国風のバーや、スポーツバーに行った。そこにはたいてい外人がいた。外国に住むと、同胞や母国が恋しくなるのか、母国が感じられる場所には同胞が集まってくる。彼らを見るとそんな気がした。
私はアメリカに住んでいるが、当時そういったバーで感じたのと同じ気持ちになることがある。遠い異国に住み、周りに日本人がいるとなんとなく嬉しいし、知り合いになりたいと思う。日本から来られてまだ日が浅い方なら、何かお世話をしてあげればという気持ちになる。
ただ私の住む田舎という場所柄、日本を感じられる場所というものがほとんどない。神社仏閣はないし、居酒屋もない。日本人客がいれば何か話でもと思い日本食レストランに行っても、アメリカ人や中国人ばかりで肝心の日本人がいない。しかも店員やシェフは中国人である。中国系や韓国系の教会はちらほらあるが日本人による教会は周りにない。ここに行けば同胞である日本人がいる、という場所が回りにほとんどないのである。
世界で最も日本人移住者の多い国の一つであるアメリカなのだから、私の周辺にももう少し日本人がいると思うのだが、日本人の知り合いのほとんどは駐在員とそのご家族か、たまに留学でやってくる高校生くらいである。ニューヨークシティーまで行けば、相当数の日本人コミュニティーや、私の母校のニューヨーク支部があって同窓生とお会いできるなど楽しいかと思うが、遠いのでそれも実現できずにいる。今の田舎地域に移住する際にそれらは察しがついたが、更なる日本人の方がアメリカ特に田舎の小都市にも移住されると、いろいろな意味でもっと良くなり楽しくなると思う。
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学校で習いそのまま使える英単語や表現のほか、学校で習わなかったものもアメリカに住むと必要になる事もよくある。例えばこむら返り(cramp)、踊り場(Stair landing)、固定資産税(Property
tax)、(ドアなどの)ちょうつがい(Hinge)、といった頻度のものは、学校で習わなかったが日常生活でたまにだが使う時がある。そういった頻繁に使わないが必要になる言葉も覚え使いこなす必要がある。言い換えると日本で生活していて使っていた日本語の単語、表現は、アメリカで生活していても必要になる場面が出てくるので、それらがスッと英語で出てくればアメリカ生活に慣れてきたなと少し嬉しくなるものだが、スッと出てこない時のもどかしさは今も感じるものだ。
使用頻度がほぼゼロのものなら、1回きりだし相手もその英単語を知らない可能性もあり、その単語を覚えず連想ゲームのようにそのものを別表現で表しても済むものだが、使う頻度がたまにでもあればその単語表現を覚えておきたい(例えばこむら返りはたまに起こるので、その英単語が分からずいつも足が痛い、変な感じがする、など連想ゲームのように英語で表すのは話し手聞き手双方とも面倒だからだ)。
それには普段からこれは英語でどういうのかと、必要になったその場その場で覚えていくのが一番効率的だった。一方で学校で習わなかったし、アメリカの日常生活でもまず使わないもの、例えば窒素化合物、などは覚える必要がないので自分の語彙として増えないし、習ったとしてもそのこと自体忘れてしまうものだ。こうして不要な英単語は自然と忘れ、日々の生活で必要なものは新規追加で都度覚え、よりふさわしい表現に出くわせばその場で上書き保存、のような繰り返しで今の私の英語力があり、それの積み重ねが英語への自信やアメリカ生活に馴染んできていると思える理由の1つにつながったなのかもしれない。
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日本人が海外旅行をする際、航空券とホテルのみを予約する場合もあるが、同様に多いのが添乗員とのツアーだ。ヨーロッパなどの文化遺産を巡ったり、数国を同時に訪れたりする際は、添乗員ツアーが未だ多い気がする。リサーチパネルによると、添乗員がいるツアーといないツアーのどちらを選ぶかの問いに、50.9%が添乗員とのツアーを選んだという。
私も昔日本にいた頃、ヨーロッパ5カ国周遊ツアーに母と参加したが、20人程度の参加者と添乗員と共に文化遺跡などを観光した。確かに添乗員がいると便利であった。ホテルのチェックイン/アウト、移動の手配、
出入国手続き、人気のレストランやショッピングなど、海外旅行に伴う語学、現地の知識、トラブルなどの煩わしさを全て引き受けてくれる。その国に初めて訪れ、かつ日本語しか話せない人にとっては添乗員は大変心強い存在となる。
一方で、アメリカ人が海外旅行に行く際、そのほとんどが個人旅行で、添乗員を連れ添うのはあまり多くない。アメリカの多くの旅行サイトを見ても、航空券とホテル等を予約するだけのものがほとんどだ。妻の叔母は、昔添乗員として世界中を旅し、毎年妻の誕生日やクリスマスなどには滞在先の国からプレゼントを贈ってくれたようだが、徐々に仕事の需要が減り退職し、今はオレゴンで牧場経営に職を代えている。
英語が話せれば世界中のほとんどでそれなりに滞在できる。またアメリカ人に多いパターンは、終始添乗員をつけるのではなく、訪れる各種史跡や美術館などにいる英語話者によるガイドを、追加料金で単発でつけたり、オーディオによるガイドをレンタルしたりする。アメリカ人には旅行で終始行動を共にする添乗員が必ずしも必要でないかもしれない。日本人のように旅行中のスケジュールをガチガチに詰め込むというよりは、行くところを絞り、残りは自由でのんびりする、というような価値観がアメリカ人にはありそうで、また日本人ほど団体行動に安堵感を感じるのではなく、むしろ行動の自由を制限される煩わしさのほうが多いと感じるからかもしれない。
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アメリカ人には多くのゲイ、レズビアンがいる。アメリカの歌手や司会者など、芸能人にも多い。妻は以前女性と付き合っていたし、妻の弟は今もゲイだ。またNYの田舎に住んでいても周りの友人にもちらほらいる。以前住んでいた家を売った際、その買い手はゲイのカップルだった。
印象では彼らに対する周りの目はそれほど冷たくない。心では蔑む人もいるかもしれないが、個人の自由と割り切っているような感じだ。ストレートである私は、個人的には初めてゲイの人と会う際は一瞬警戒に似た気持ちになることもあるが、そういうものだと普通に接する。同性を愛するという事以外、一般人と同じだ。
彼らの普段の生活や性生活について、こちらから聞くことはほとんどしないようにしている。嫌がるかもしれないし、宗教のように個人的な事なので、向こうから話してこない限り半ばタブーのように私は意識している。
同姓婚を認める州も次第に増えてきている。妻の友人のレズビアン二人は法的にも夫婦として生活している。そして当然だが子供ができないので、体外受精をして子を授かろうと病院に通っている。しかし彼女達曰くそれを一回行うのは数千ドルかかり、費用と時間がかなりかかるため、私に精子を提供してくれないかと雑談している時に言われた事もある。
エゴかもしれないが、いずれ孫の顔を見てみたいので、自分の子供達にはストレートでいて欲しいと願っている。
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私はしばしばガレージセールに行く。アメリカではたいてい毎週金曜か土曜日に至る所で行われている。個人が自宅の庭に並べるもの、同じ日に近所の数軒が一緒にまとめて庭先で売り出すものの他、コミュニティーセンターや学校、教会で行われるものなどさらに規模が大きいものもある。入場料などはないので気軽に行ける。
ガレージセールで売り出す金額は、10セントのものや数百ドルする豪華なものまでいろいろだ。品物は、衣類、雑貨、本、食器、電気製品、
インテリア品、寝具、おもちゃ、クリスマスなどの季節用イベント品、ゴルフクラブやバットなどのスポーツ用品など、実に様々売られる。近所を車で運転すれば、電信柱などに日時、住所を記したガレージセールの看板をよく見かける。また新聞のコミュニティー欄やCraigslistなどのウェブサイトでもガレージセールの情報が簡単に分かる。近くを通った時や、買い物などの帰りに、少し時間があるし見てみようかと、ふらっとこうしたセールに顔を出す。
何か特別に欲しいものがあるわけでなくても、あればより便利なものや、潜在的に欲しいと思っていたがそれが何だったか忘れてしまっていたようなもの、また思わぬ宝物に出くわすことがある。
中にはまれであるが、終了1時間前頃から、主催者がスーパーのビニール袋を大量に用意して、そこに詰め放題で一袋$1になることもある。そうなると実質タダのようなもので、私の場合、既に持っている物やあえて買う必要のないものまで買物の対象になり、衝動買いしてしまう事がある。家にあるのになぜ買うのよ、と妻はいつも言うが、わらしべ長者の例を出し、より質の良い物や便利なものにグレードアップできそうな物なら買って、既に持っている物は人にあげたり教会にある専用の箱に入れて寄付するなどしている。
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