自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

踏切前で一旦停止不要

日本では踏切前で、車バイクは一旦停止が法律で義務づけられているが、アメリカは違う。
アメリカのほとんどの州では踏切前の一旦停止は不要で、減速無しでそのまま通過する。私は日本時代に一旦停止しなかったため減点された事があるだけに、停止不要であるのは何とも爽快である。
日本での運転に慣れていると、停止が習慣化しており止まりそうになるが、アメリカではそれはむしろ危険だ。後続車はこちらが減速し停止するとは思っていないため、追突事故の可能性すらあるからだ。なおバスは規則からか、踏切前で一旦停止するようだ。
アメリカの多くの踏切は、日本のようなチカチカするランプやカンカンと音が鳴る警報機はあるが、遮断機は必ずあるとは限らない。また警報機がなってからすぐ電車が来るとも限らず、やっと来たら来たで貨物列車のため数分待たねばならない場合もある。電車は踏切通過前から爆音のホーンを鳴らし接近してくるので、神経質に注意せずともたいてい分かる。ちなみにニューヨーク北部では、貨物列車が一日数本程度しか通らない踏切ばかりなので、大体いつ来るかも分かるような状態だ。