自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

ここまでデカイアメリカのショッピングカート

アメリカのショッピングカートは巨大である。スーパーマーケットやホームセンターに行くと、大抵入り口に25mプールほどありそうなスペースに何百ものショッピングカートがある。
写真のようなものはアメリカでは通常よく見かけるサイズであるが、Sam's Clubなどの会員制のスーパーマーケットに行くと、これの2〜3倍はあろうかというシングルベッド並みの巨大なショッピングカートもある。
また幼児が中に入って遊べる、小さな車がカートの前についているものもある。それは優に1〜2m程度の長さになり、曲がる際は大型トラックのように内輪差を考えないといけないほどだ。
一方商品でも、牛乳は日本では通常1リットルの紙パックで売られているが、アメリカでは3.8リットルの容器に入って売られている。トイレットペーパーも、36個入りで売られていたり、ポテトチップスも60〜70センチ程度の大きさの袋で売られており、すぐかさばる。
客も、1週間に1回まとめ買いする人が多いため、一度に大量に買う。1ダース12缶入りのコーラのケースを、3箱4箱を買い、食パンも20〜30枚入ったものを2袋、3袋と買い、数キロはある冷凍食品や、500ミリペットボトルに入った水2ダースをカートの下のスペースにドサッと置く。何十個と入ったケースごと売られている店も多いので、必然的に量も多くなる。店内を押し歩くのも一苦労なほど満杯になったショッピングカートを週末にはよく見かける。カートも品物も人の買い方も、日本より大きく豪快である。