自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

チップに対する気前の良さ



 アメリカでは主にレストラン等で、食事料金の他チップを渡す習慣がありますが、アメリカ人は相場とされている代金の15%よりもっと気前よく、多く渡す事がよくあります。
 レストランの店員を始め、タクシー、散髪、ホテルのベルボーイなど、自分が直接サービスを受けた際に、そのお礼として与えるもので、あくまで好意のため、好きなだけあげてもいいですし、不快で与える価値がないと思えば全くあげなくてもいいわけです。
 そのせいか、アメリカの友人が言うには、ウェイターの時給は大体2ドルか3ドル、つまり200円か300円程度で、残りはチップであり、どれだけいいサービス、対応をしたかでどんどんチップの金額、月収が変わる、と言います。
 以前アメリカのレストランで、対応してくれたウェイトレスの対応にいたく感動した老人が、チップとして1万ドル、約100万円を渡したというニュースがありました。日本にいるとチップの習慣自体馴染みにくいかもしれませんが、アメリカではそんな事が起るのですね。