アメリカのバスでは、一般に車椅子の人でも難なく乗れるよう、入口が自動で可動し乗り降りできるようにできているものがあります。
車椅子の人が乗り降りする際は、まずバスがゆっくりと傾き入り口が低くなり、写真のような移動用の専用リフトが出てきます。
ハワイに住んでいた頃は、The Busという、オアフ島全島を走っているバスがそうでして、車椅子の人や足が不自由な人等が乗り降りする際は、運転手が運転席から離れ、乗り降りのアシストをします。
またバスの先頭は座席がなく、車椅子専用のスペースがあり、専用ベルトで運転中揺れないようになり、配慮が行き届いている印象があります。
乗客も、どちらかと言えば我関せずの態度ではなく、彼らがアシストを求めているならば自然に手伝いますし、互いに気持ちのよいものです。
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アメリカのレストラン等飲食店で食事をした際は、支払いは通常レジでしません。店内にレジはありますが、飲食の支払いは食事したテーブルでそのまま済ませます。
マクドナルド等のファーストフードや、デニーズ等一部のファミリーレストランでは、レジカウンターで払いますが、レストランではその形態の方は少ない気がします。
写真のように、食事が大体終わるころ、ウェイターが小さなトレイまたはホルダーに伝票を入れて持ってきてくれます。クレジットカードで払うなら通常15%ほどチップを加えて、現金なら支払い後、チップの金額をさりげなくテーブルにおいて去るのが普通です。
何事も慣れかもしれませんが、個人的には日本式と言えるレジへ直接伝票を持って行く方が好きです。早いからです。
テーブルで支払う方法だと、支払い方法により何回もウェイターがテーブルとレジを行ったり来たりする必要があり、店が混んでいる時等はウェイターがなかなか来ないときがあります。
またクレジットカード払いならば、その後カードをウェイターに渡し有効なカードか彼らがレジカウンターへチェックしに行っている間、さらに待たねばならないのが苛立たしく思えるときがあるからです。しかしそういう習慣に慣れれば対した事ではなく、逆にアメリカ人からすれば、狭い日本、そんなに慌ててどこへ行くと思われているかもしれません。
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アメリカでは主にレストラン等で、食事料金の他チップを渡す習慣がありますが、アメリカ人は相場とされている代金の15%よりもっと気前よく、多く渡す事がよくあります。
レストランの店員を始め、タクシー、散髪、ホテルのベルボーイなど、自分が直接サービスを受けた際に、そのお礼として与えるもので、あくまで好意のため、好きなだけあげてもいいですし、不快で与える価値がないと思えば全くあげなくてもいいわけです。
そのせいか、アメリカの友人が言うには、ウェイターの時給は大体2ドルか3ドル、つまり200円か300円程度で、残りはチップであり、どれだけいいサービス、対応をしたかでどんどんチップの金額、月収が変わる、と言います。
以前アメリカのレストランで、対応してくれたウェイトレスの対応にいたく感動した老人が、チップとして1万ドル、約100万円を渡したというニュースがありました。日本にいるとチップの習慣自体馴染みにくいかもしれませんが、アメリカではそんな事が起るのですね。
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アメリカで交差点付近を車を運転しているとして、信号が黄色になり、飛ばせばなんとか行けるかな、というような場合、そのまま走りますか、または止まりますか?
アメリカで赤信号になれば、まず止まるべきです。当たり前の事ですが、自分の走行する車線が赤になれば、ほぼ同時で交差する車線が青になり、車がすぐ走り出してくるからです。
日本では信号が赤になっても少し時間差で、交差する車線が青になる場合が多く、赤になってもまだ数台なら行けるというような感覚でいると、アメリカではまず事故になると思います。私の認識では、黄色になったら注意して進む事ができる、ではなく、もう止まるようにしています。
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アメリカでは、車のハザードランプの使い方に違いがあります。車線変更した時、後続車に「ありがとう」の意味でハザードランプは使いません。
もしそういうときにハザードランプをつけると、おそらく後続車はホーンを鳴らしてどかそうとするか、すぐ車線変更するか、もしくは危ないと判断し急ブレーキをかけるかもしれません。
アメリカで通常ハザードランプをつけるのは、何かを牽引したり誘導したり、前方が車で詰まっている時など、速度を下げねばならない理由あっての際や、路肩に停めるとき等で、(横入りして、または車線に入れてくれて)ごめんね、ありがとうの意味でわざわざハザードランプ(警告灯)をつけません。もしアメリカでありがとうと後続車に知らせたいときは、窓からもしくは後続車が見えるよう、運転席と助手席の間で手を振る程度です。
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アメリカでは、庭がある家ならたいていあるのが、バーベキューコンロです。アメリカ人は親戚友人等を呼んでパーティーをよくするので、バーベキューコンロがあると確かに便利です。よくキャンプ場に行けば目にする事ができるコンロですね。
これは一般的に男性がやるものとされており、
その間女性は他の準備やおしゃべりをしていればよい、という友人もいます。煙をもくもく出しながら、巨大な肉を焼くのが男性的だと思われているのでしょうか。
私たちは、妻がベジタリアンである事、また私自身全く興味がない事、またバーベキューコンロを持っている親戚友人の家に行き食べさせてもらう方なので、持っていませんし、持つ気もないのが現状です。確かに庭で皆で楽しくバーベキューをするのはとっても楽しいですけれど。
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