電話を瞬殺で切るアメリカ人
一方アメリカ人はほぼ瞬殺のようで、こちらはまだ会話している感覚でいる中、Byeガチャ、となるため、ピーと電話を切った後の音が聞こえることもある。そして何か気に障ることでも言ったか、怒っているのか、と当初相手の切るタイミングの速さから気にすることもあった。
これはまるで人を見送る際、相手が見えなくなるまでその場にいて見送る日本人と、Byebyeと手を振ればさっさと立ち去るアメリカ人と感覚が似ている。だからといって、電話でも見送る際も、アメリカ人が怒っているわけではない。ただそういう発想がないだけだ。アメリカ人はドライで単純明快というか、日本人がサービス精神や奉仕精神が豊かというか。いまだに空港の出発ゲートで見送ってもらい、手荷物検査後もう一度ゲートの方へ手を振ろうとしたら既に立ち去りいなくなってしまっていた時の、一抹の寂しさは日本人なら感じることが出来ると思う。