ピースサインやゆびきりげんまんなど、指で表わすサインいわゆるヒィンガークウォート(エアクウォート)はいろいろあるが、日本で使われないがアメリカで使われるものを一つ紹介してみる。
それは、ピースサインをして、その2本の指を2回程曲げるものだ。2本の指をくっつけてやる場合もある。
この意味は、真実はそうではないが、都合で一応そう言い表わす際に使われ、その言葉を言いながら2本の指を曲げて表現する。
例えば、国によって、月にはうさぎやカニ、犬など、様々な「動物」がいるとされている、と言う場合、動物というところでピースサインをして二本の指をきゅっきゅと曲げる。
そんな訳ないのだが、話の都合上、またふさわしい言葉が他にない時に使われるほか、やや仕方なく皮肉っぽく表現したい場合も、このヒィンガークウォートは使われる。例えば、彼はもう40歳になるのに、あるアニメのヒロインが「恋人」だと言っている、などだ。
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アメリカで買える米はどんなものか。ハワイ在住時と現在のニューヨークでの経験を元に書いてみる。
一言で言えば、私はアメリカで買える米は全く問題なく食べられる。まずいな、と思った事はない。初渡米時に食べた米は、予想を大きく裏切ってくれて、以来今に至る。米の形も、日本産と同じで、炊いた後も程よく水分があり、もちもちしているものがある。
コシヒカリやササニシキなどのブランド米はアメリカでの購入は難しく、たいていアメリカ産の米を買う事になる。それらの多くはカルフォルニア産だが、味も形も日本産とほとんど変わらない。私が普段購入する牡丹(ぼたん)という銘柄もカルフォルニア産だが、他の食事との相性も問題なく合ってくれる。日本食レストランで出る米も問題ない。
値段は種類により色々だが、 私が買うものは約9キロで18ドル程度だ。一方で日本のようなやや楕円形の米ではなく、さらに細長い形のした米もある。ベジタリアンの妻はなぜかこの種の米が好きで、それでベジタリアンカレーなどを作る。日本人の私には、その米は水分スカスカで、全く口に合わないが、そうした色々な種類の米を買う事も出来る。
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前回の続き。日本では頭を深々と下げて謝罪する人が大変多いが、本当に彼らが極悪な程の悪事をしたからなのかどうか。アメリカで同じような事件や犯罪が起こっても、当事者は頭を下げた謝罪はしない。不倫をした大統領も辞任などしない。土下座もしない。しかし日本人はするのだ。
思うに、そうさせるのは当事者ではなく、マスコミや国民感情によるのかもしれない。国民がそれを望んでおり、言葉だけでなくそれをしなければ感情が収まらない人々が多いからではないだろうか。
さらに、悪い事をした人が深々と頭を下げても、その後もその会社、同業種、同職業に何となく嫌悪感を抱かれ、以降もマスコミによってパパラッチ並みにマークされる。そして何か犯罪を犯したのではなく、単なる漢字の読み間違いや言い間違いのレベルでもマスコミは待ってましたとばかり当事者らを叩きのめす。国民も大半が同感し、それで辞職などの制裁をせねばならぬ悪循環に陥っている気がしてならない。犯罪を犯したわけではないが、国民感情を勘定し辞職等した有能な日本の事業者、政治家等もたくさんいると思う。
そうすると言葉を非常に注意深く選んで使わねばならず、常に揚げ足を取ろうと注視される中では、もう話もろくに出来なく、仕事にならぬ場合が出てくる。悪意、悪気があって言い間違いする訳ではないだろうから、本当に気の毒である。私が日本を出たのは、こうした日本のあらゆるものへの超が付く程の潔癖主義に、居心地よさを感じられなくなったのも理由の大きな一つである。
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日本のニュースやTV番組を見ていると、政治家や有名人がよく頭を深々と下げて謝罪しているのを見かける。国民の信頼を損ねたとか、社会に迷惑をかけたとか言う理由で、辞職したり謹慎、停職、減給されるのを大変よく見かける。
しかしアメリカに住んでいて、それらを見ていてとても気の毒に思う時がある。犯罪や許されない事をした事実は確かにだめであるが、なぜ日本だけでそれほど頭を深々と下げねばならぬアクションが多発するのか。アメリカで頭を深々下げて謝るアクションはしないし、している者を見た事がない。
犯罪や汚職、悪い事をする者はアメリカでもいるが、日本のニュースで頻繁に見られるような、当事者らの後頭部まで見える程の深々とした謝罪はアメリカ人の発想にない。土下座の習慣もない。
これは日米の大きな違いの一つとして、相手に言葉よりも、態度でより心情を示そうとする所は、日本の特徴でないかと言える。土下座、頭を下げる謝罪、さらに様々な場面での物品や金銭の授受などだ。そんな事を考えると、日本のニュースが頭を深々下げた謝罪だらけなのは、本当に彼らが極悪な程の悪い事をしたのか、疑問に思う時がある。(「私が日本を出た理由」に続く)
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ニューヨーク北部に住み始めてしばらくして、意外と桜の木をよく見かけるなと思っていた。一般の家の庭にも桜が咲いていたり、公園などでも見かける事があった。
しかししばらくして、中にはリンゴや梨の木も含まれていると分かった。写真はリンゴの木であるが、素人の目では桜と思ってしまう。リンゴの木も、多くの桜のように花びらが5枚で、色も白色やうすピンク、濃いピンク色などいろいろある。リンゴの実をつけるので、私が桜が多いと思っていたのは実はリンゴの木であった。
しかし全てがリンゴの木ではない。梅の木もあれば、勿論桜の木もある。園芸店では、高さ数メートルの桜の木が売られているし、庭に桜の木を植えている友人もいる。
私もいずれ庭に桜の木を植えてみたい。200〜300ドルでそこそこ花をつける桜が店で買えるし、土地が安く庭も野球が出来る程広大で、スペース上特に問題ないからだ。
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日本語に略語があるように、英語にも略語がある。例えば、OMG(Oh my God), BTW(By the way), WTF(What the fuck), LOL(Laughing out loud), THX(Thanks), FYI(For your info), TGIF(Thank God, it's Friday)等々いろいろある。
英語の略語は、こうした例のように頭文字をとって作られるのが多いが、日本だと取扱説明書が取説と言わたりするように、頭の漢字一文字をとったり、各語から二文字ずつとった略語等、いろいろある。
日本語の略語を外人に言っても通じないが、英語や和製英語を日本人が略語にしたものも通じないので注意したい。
例えばパソコン、プロレス、OL、バスケ、コンビニ、マック、ファミレスなどと言っても通じない。しかし日本でも使われるBF(Boy Friend)と言って通じるのもあるし、複雑である。一方で英語の略語は大半がその頭文字の一文字をとっていくので、やや単純な作りと言えるかもしれない。
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