自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

アメリカで見る高級車

ラスベガスのカジノ中心街に行くと、フェラーリやポルシェなど高級車をよく見かけたが、私が住んでいるニューヨーク北部の田舎町であっても、コンバーチブル、クラシックカー、スポーツカーなどを時々見かける。50代のアメリカの友人が新車のコンバーチブルカーを購入した際は、大きなおもちゃを買ったよ、 と言っていた。
印象としては、子供も成人しお金に余裕が出てきた世代が、自分用に楽しむためにこうした値の張る車を購入している気がする。彼らは日本人ほど海外旅行しないし、30年ローンまでしなくとも土地と家を購入しやすいからかもしれない。
コンバーチブル、クラシックカー、スポーツカーとも、その多くが屋根を取っ払いオープンカーとして走行できる。アメリカでこの種の車を走ると気持ちがいい。少し郊外に出れば、渋滞のないだだっ広い一本道がよくあり、そこを風を受け快適なスピードで走ると確かに気持ちがいい。独特のエンジン音が体深くまで振動してくるような感覚は一般セダン車では味わえない。
さらにかなり昔F1レースで走っていたようなレース仕様の車や、60年代、70年代製のキャデラックなどの横幅のあるアメ車なども時々見かける。概してそんな高級車は手入れが行き届いていて、走るのを楽しみ、持ち主が大事にしているのが見て取れる。