アメリカで見る高級車
印象としては、子供も成人しお金に余裕が出てきた世代が、自分用に楽しむためにこうした値の張る車を購入している気がする。彼らは日本人ほど海外旅行しないし、30年ローンまでしなくとも土地と家を購入しやすいからかもしれない。
コンバーチブル、クラシックカー、スポーツカーとも、その多くが屋根を取っ払いオープンカーとして走行できる。アメリカでこの種の車を走ると気持ちがいい。少し郊外に出れば、渋滞のないだだっ広い一本道がよくあり、そこを風を受け快適なスピードで走ると確かに気持ちがいい。独特のエンジン音が体深くまで振動してくるような感覚は一般セダン車では味わえない。
さらにかなり昔F1レースで走っていたようなレース仕様の車や、60年代、70年代製のキャデラックなどの横幅のあるアメ車なども時々見かける。概してそんな高級車は手入れが行き届いていて、走るのを楽しみ、持ち主が大事にしているのが見て取れる。