自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

アメリカで酒タバコを買う際の注意点

アメリカで酒やタバコを買う際、必ず身分証を求められる。アメリカではタバコは18歳から、飲酒は21歳からだが、購入時それは例外ないほど容赦なく、例え白髪でしわだらけで腰が曲がり明らかに高齢者でも、店員は身分証を要求してくる。
誰が見ても子供でないと思えても、とにかく身分証が必要だ。忘れると、お金があっても売ってくれない。昔初めてアメリカに行った時、ラスベガスのバーでビールを注文しても店員はIDを見せろの一点張りで、たまたま部屋にパスポートを置いていたため、その場で酒が買えなかった。
向こうは仕事でやってる訳だろうが、初めてのアメリカ旅行で、見下すような客を客とも思わないような冷たい態度であしらわれたのは、当時相当苛立ったのを覚えている。
未だに、タバコや酒を買う際も、私の免許証が偽造でないか透かしたりまじまじと注視したり、私の誕生年や免許証番号を別紙に書き留めるなど、時間をたっぷりかけ嫌がらせに近い行為に及ぶ店員もいる。
日本のようなお客様は神様です、的なサービス業と、アメリカのそれは総じてややずれがあると感じる時がある。日米の店員のサービス精神に差があると言わざるを得ない上記のような経験はたくさんしてきたからだ。 アメリカで暮らすと、日本の痒い所に手が届くようなサービスは質が高いと改めて思わされるのである。