アメリカで食料を買う際、日本と比べてかなり安いものがあります。野菜、果物、豆類は一般的に日本の感覚で行くと安く感じます。
例えば、10〜15センチくらいの中身がオレンジ色のメロンが1個2ドル、オレンジが約2キロ弱で3ドル、じゃがいもが約2キロで1ドル50セントなどで売られている事があります。
また私の家の周辺は広大なトウモロコシ畑が広がるようなところでして、収穫時期になるとその農家が道の脇に無人で格安で販売していたりします。その場合、段ボール1箱で1ドルだったりします。
こうした環境で育った妻が、日本在住時トウモロコシ1本が300円位でスーパーで売られていたのを見た時、買うのをかなりためらったと言っています。所変われば値段変わる、のですね。
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日本では、一般的に土地そのものに町名をつけ、そして番地を振り分け住所としますが、アメリカでは通常全ての道に名前があり、土地そのものには名前がありません。
そのため、日本の住所は通常土地そのものに付いている町名、番地名等を記しますが、アメリカでは通常道の名前とその道に沿って順番に付いている道番号(ストリートナンバー)で表します。
ですから地図を見ますと、アメリカの地図は道の上にその道の名前が記されています。そのため目的地住所の道の名前さえ分かれば、後はその道沿いに順番に振られている道番号が、どちらから大きくなるか、小さくなるかを確認しておけば難なく到着できます。日本のように目的地の3丁目には到着したが、入り組んでいて10番地がどこか分からない、といった事は起りにくくなっています。
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一部アメリカの家の地下にはさらにスペースがあります。もちろんこれは全ての家にあるわけではありませんが、比較的寒い地域の家等には地下スペースがあるようです。私の妻の母の家にもこうした地下があり、階段を下りると1階とほぼ同じ面積の空間が広がります。
これは、厳しい冬を過ごすため、寒くなるまでに食料を貯め込む貯蔵庫のような目的等があり、現在でも残っているのはその名残りと言われています。
現在ではスーパーマーケット等に行けばいつでも食料を買えるため、その必要性は薄れてきていると言えなくもないですが、真冬の極寒時では、吹雪の中車の雪かきをし、買出し時、車の運転での道の凍結、スリップ等の恐れを減らすため、地下に保存食等を貯め込むのは、今でも有効と言えます。
また地下を単に倉庫やうるさい洗濯機・乾燥機の置き場所としてではなく、友人がそうですが、ビリヤード室にしたり、巨大テレビによる映画鑑賞部屋にしたり、ドラムやピアノ等の音楽部屋にする人等、いろいろな使い方をされています。
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アメリカでは、各家の軒先やお店、ビル等の建物によく掲げてあるものがあります。アメリカ国旗です。何となくわざとらしいと思われる方もいるかと思いますが、アメリカでは習慣化しており、ごく一般的な行為と言えます。
特に毎年5月の最終日曜日に国民の祝日となっているメモリアルデーでは、より多くの人々がアメリカ国旗を飾り、墓地の各墓の前にも、また自分の車等にも小さな国旗を取り付けるのをよく見かけます。この日は戦没者追悼記念日と呼ばれます。
考え方次第では、それだけアメリカという国に対して愛国心を持つ事ができるというのは決して悪い事ではないと思いますし、子供に対しても小さい頃から自分の国に対して考える機会を与えたり誇りを持ったりさせる意味では、逆より、また考える機会がないよりは良いかと思います。
スーパー等に行くと、アメリカ国旗を手軽に購入する事ができます。もちろん、愛国者に育てるよう洗脳させるような堅苦しい意図は感じられず、ただ自分の国のため貢献した人々を讃えようと言う意味で国旗を飾る、そうした人も多いように思われます。
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アメリカ人は家に帰った時、履いている靴を脱ぐのでしょうか?この疑問は日本に住んでいた頃からありましたが、私の印象でははき続ける人と脱ぐ人の割合は半々です。
アメリカ人の妻の親戚を含め、知る限りのアメリカの知人を思い返してみましたが、本当にバラバラです。例えば同じ肉親でも、父ははき続け(基本的に寝るまではき続ける。風呂に入る日はその後裸足)、母は帰宅と同時に靴を脱ぎ、娘も脱ぎ、息子ははき続ける、というような一家もあります。比較的きれい好きな人はやはり靴を脱ぐ傾向にあるようですが。
日本人とアメリカ人夫婦の、私たちの場合はどうかと言いますと、靴は脱ぎます。しかし私の印象では、アメリカ人は日本人ほどきっちりと靴を脱ぐ/脱がないの線引きがなく、普段玄関で靴を脱ぐ人でもそのまま部屋に入って行く人も結構います。日本のように玄関に靴を脱ぐ・履くスペースや靴箱が必ずあるわけではないのも、靴を脱ぐタイミングを曖昧にさせているのかもしれません。時々、私も家の中へ靴のまま入って行く妻に、「おいおいおい」と突っ込む時期もありました。今はもう気にしなくなりましたが。
そのかわり、玄関には大抵靴の汚れを落とす専用マットがあるので、そこで少し靴底をごしごしすれば、あとは脱ぐ脱がないは気分次第、というような人も多くいます。
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私が住んでいるニューヨーク北部は、日本の青森や北海道と同じ程度の緯度にありまして、その分やはり日没が遅いです。日没は夏至の日で大体夜8時半になり、ようやくあたりが真っ暗になるのが9時半回ってから、というのもしばしばです。
となると、夕食をとり、風呂に入り終えてもまだ外は明るく、しばしば夜8時9時になっても周辺の子供たちはまだ外で遊んでいるのが聞こえてきます。大人は就寝前のひとときを、庭の椅子でくつろいだり散歩して過ごす人も見かけます。私たちも子供をお風呂に入れさせた後、寝かせるまでまだ少し時間がある場合、近くを散歩したり庭の椅子でのんびりくつろぐ事もあります。緯度の高いバルト三国の1つであるラトビアへ旅行した際も、同じように夜9時でもまだ夕焼け空だったのを覚えています。
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