自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

アメリカの日曜日版新聞の利用価値

アメリカの新聞の話だが、毎週日曜日に発売されるものは、平日版と比べ非常にボリュームがある。値段も平日版なら1ドル程度で買えるが、日曜日版は2ドル程度する。それは、新聞の記事の多さだけでなく、広告やクーポンの量が異常なほど多いからである。
日本でも日曜日版が一番量が多いのだが、アメリカでは例えば車や不動産等の広告にしても、ディーラーだけでなく個人による売ります、買いますのいわゆる三行広告が一気に増える。
スーパー等による食料品等も、単なるセールの広告だけでなく、クーポンが大量に入ってあり、普段から日常的に買う食料や衣類、電化製品等が20%OFF、中には75%OFFとあるクーポンなどもあり、多くの人がこうしたクーポンを利用している。そのため日曜の朝は、アメリカでは主婦だけでなく多くの人が得なクーポンを探し、切り抜きする人が多いと言われる。
クーポンブックなる、財布に似た大きさのものに、切り抜いたクーポンだけを入れて買い物時に持ち歩く人も多い。こうした日曜日版の新聞だけ買う人が多いため、スーパーでは日曜日になると入り口に山積みされた日曜の新聞が売られ、多くの人がまずそれを買っているのを目にするのである。