アメリカの店やレストラン、オフィスや駅、空港などのトイレでは、置いてあるトイレットペーパーが日本のと少し違う場合がよくある。一般的な直径10センチ程度の円柱形のものでなく、直径30センチくらいある巨大なトイレットペーパーがある。これは手前に引いて紙をちぎり取るのではなく、巨大ドーナツのようなトイレットペーパーの、その芯が正面から見えるように壁に張り付いており、下へ引く感じでちぎり取る。かなり巨大であるので、紙がなくなった、という事は起こりにくい。芯だけでも10センチ近くはある。
これは業務用のトイレットペーパーで、一般家庭用には、日本のと同じような10センチ程度のものが、何十個とまとまってスーパーで売られている。
この巨大トイレットペーパーであるが、下へ引っ張るとよく紙がねじれたものだ。慣れるまで多少時間がかかった記憶があるが、いまだにこの手のを使うと、紙がねじれてしまうことがある。
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アメリカ人の何割が銃を保有しているか?
Gallup Pollのデータによると、2005年のデータであるが、30%のアメリカ人が銃を保有している。また12%が、自分は保有していないが他の家族保有の銃が家にあると答え、合わせるとアメリカ国民の4割以上の家庭に銃があることになる。
また、東部の31%や西部の38%よりも内陸の中西部、そして南部でともに47%と保有者が高く、民主党支持者の33%よりも共和党支持者の銃保持が57%と高い。さらに白人が46%、白人以外で27%の銃保持となっている。
保有の目的は、犯罪からの自衛手段としてのほか、狩猟用、射撃用などがある。私の近くに住む友人で銃を持っているのは、狩猟用にライフルをいくつか持っている中年の白人男性達くらいだ。また若者よりも中年それ以上の保有が多い印象だ。
私の住む東部では31%というが、感覚としてはもっと少ない気がする。知り合い全員に銃が家にあるか聞いたわけではないし、普段の会話でも狩猟してきた話をたまに聞く以外、あまり銃の会話は出てこないのもあるが。
私は銃は持っていない。しかし自衛のため一丁くらい持ってもいいかと思っている。近くのスーパーでも本物の銃が売っており、気軽に買えるようになっている。
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アメリカで仕事をしていると、電子メールに関して日本人とアメリカ人で異なる点を1つ感じる。
それは、多くのアメリカ人が送る電子メールは、日本人のよりも、ずっと端的で短い。人によるものの、よく見るパターンは、相手の名前やBest regards, などの文章の締め言葉や、自分の名前は書かず、言いたいことのみを一文で終わらせるメールだ。一文でなくとも、たいてい彼らのEメールは数行で終わる。中には端的すぎて、件名に言いたい一文のみ書き、本文は空白で送ってくるアメリカ人もよくいる。返信してくるメールも、OKと二文字だけのものや、10-4(了解の意)とだけのメールも、よく見る。何とそっけなくて、怒っているのかと思いかねないが、そうではない。結局余計になることは書かない彼らのやり方なのだ。
一方日本人からのEメールだと、同じ内容のメールを送っても、より長々としたメールを送ってきてくれる。これは一長一短あり、長ければ情報が多いため理解しやすく、後々使える情報もあり便利なこともあるが、実際のところ毎日相当数のメールをやり取りする場合は、長文を読むのは時間の無駄に感じることのほうが多い。
「分かりました」と一言ですむメールでも、背景や補足事項、回りくどい言い方など、結局は不要なことが書いてある場合も多く、日本人からのメールを読むのに面倒くささを感じることもある。
一方アメリカ人の短いメールだと、テンポよくメール処理できるが、簡潔すぎて詳細を確認するためにまたメールしたり、電話をしたりする手間が起こることもあるが。
アメリカで仕事をしていると、彼らの多くに歩調を合わすように、内容が分かれば短いほうがいいので、より簡潔に、すぐ返信するようにしている。
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お疲れ様です、と仕事中での挨拶に、またメールでもよく使われるが、これにあたる英語は何か?
実際アメリカで仕事をしていて、これに相当する英語を彼らが使っているか考えてみたが、ないのである。仕事中に人と会えば、How are you? I'm good, how are you? I'm good, thank you.のような会話が数秒間で行われる。またはHi.や、What's going?, What's up?やGood morning程度で、お疲れ様です、に相当する英語は言わない。これは日本語独特の、人を気遣いいたわる言葉である。上司から部下へはご苦労様に変わるのも日本語らしい(ご苦労様、よくやったね、はGood job.と言えるが)。
ただ、同じ職場の人から、1日に会う度何度も言われたり、同じ案件のメールのやり取りしている中で、返信の度にお疲れ様ですと言われるのも何か変な気分だ。
多くのアメリカ人のメールでは、相手の名前を書いた次の行からいきなり本題が端的に書かれ、それで終わりである。お疲れ様です、は美しい言葉だが、アメリカ生活が長くなると、何度も何度もそう言われたり書かれると、疲れてないですよ、と突っ込みたくなってくる。
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私達は、日本人男性とアメリカ人女性の夫婦であり、同じようにアメリカで日本人とアメリカ人のカップルとお会いすることが時々あるが、そこで1つ感じることがある。
それは、彼らの多くがアメリカ人男性と、日本人女性のカップルであり、逆の日本人男性とアメリカ人女性のパターンはかなり少ない印象がある。
これは前々から感じていたので、日本人男女のどちらがより外国人と結婚しているかを、外務省の平成22年度速報版の、海外在留邦人数調査統計なるデータで見てみた。
永住者の定義だが、日本人夫婦で海外永住権を取るのは易しくなく、様々な基準があるため、一番可能性が高いと思われる国際結婚者が永住者数とだいたい同じという独断で見てみた。すると、日本国以外の全世界の永住者の日本人男女比率は、39%対61%で女性のほうが高い。アジアでは38対62、ハワイのある大洋州そして北米ではともに36対64、イギリスやフランスの西欧でも、32対68で日本人女性のほうが多い。世界10地域のうち8地域で日本人女性のほうが日本人男性より多く永住(国際結婚)しているようだ。
一方、海外民間企業への出向や、留学、政府関係者などからなる長期滞在者は、いずれ日本へ帰国するパターンだが、こちらでの日本人男女比は、世界10地域のうち7地域で日本人男性のほうが多い。これには日本から呼び寄せた同居家族も内数で含まれているので一概に言えないが、長期滞在者と永住者で、その男女比率が明らかに逆転していて興味深い。
私の周りでも日本人女性の永住者とお会いする機会のほうが多いのもうなづける。それだけ外国人男性は日本人女性が好きなのか、日本人女性が外人男性を好むのか、あるいはその両方なのかもしれないが、それだけに日本人男性で永住する私のようなケースはやや珍しいわけである。
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You
tubeなどの動画サイトで、Prank(いたずら)のサイトをよく見る。Prank関連の動画は、アメリカのほか、南米のもの、フランス、イギリス、カナダなどでもたくさんあり、TV番組としてレギュラー放送しているものや、個人の夫婦やカップル、友人らが互いにいたずらしたり、相当数の一般人有志らとともに、街で行う大がかりなものなど、その数の豊富さだけでなく、規模も、いたずらの内容もアイデアをひねった面白いものが次々に出てくる。そうした
Prank動画の再生回数はたいてい多く、多くの人が見て楽しんでいるのが分かる。
1つ気になるのが、日本人によるPrankのサイトが大変少ないように思う。多くのインターネット利用者や高普及率の日本だから、もっとこの類の動画やTV番組があってもいいのにと思う。
しかも80年代頃までは、日本でもドッキリ企画やいたずらする番組がよくやっていたが、現在はもっと少なくなった気がするのは私だけだろうか。
例えば顔に巻き付くようサランラップを廊下につけたり、フロアにバターを塗るいたずらや、シャワーを浴びている人の上から大量の水をかけたり、またスーパーの駐車場で車の上に買い物袋を置いたまま発車したり、通行人のかつらが落ちたり、横断歩道を渡りきると自分だけニセ警官らに担がれ、横断前の場所に戻され続けたり。単純でもそんないたずら動画の日本版がもっとあったら大変楽しいと思うが、放送できないようなリアクションが起こったり、決まりや規制などで思い切ったことが日本では出来ないのかもしれないと、勘繰りを入れてしまうほど、日本版いたずら動画は少ないのである。
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