自然に囲まれたNY北部に住む日本人が、現地の習慣や価値観等、日本とのあらゆる違いを紹介します。アメリカ留学、移住、旅行等、アメリカに興味のある人向けです。

アメリカのスーパーの出口でスタッフがすること

アメリカのスーパーでは、入り口にたいてい見張りのスタッフが立っている。買い物をし終えた客を呼び止め、レシートの提示を求め、それを見ながら万引きがなく正しく支払いを済ませたかチェックする。
店により、また人により、店から出る客全てを止め、一人一人チェックして行くスタッフもいれば、抜き打ちか勘かその時の気分か知らないが、時々しかしない者もいる。
ある大型のスーパーでは、出口でチェックする者が一人しかおらず、しかし客はたいてい週一の買い物で日本のそれより相当な量を買い込むので、レシートと品物の照合がスムーズに行かず、出口で長蛇の列になるところもある。
店内には監視カメラがたくさんあって見ているだろうし、出口でチェックする係員をもっと増やせばいいじゃないか、と思うのだが、依然変わらない店もある。そういう店に行く時は、空いている早朝等に行き、さっと行ってさっと帰れるようこちらも工夫をするのである。

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アメリカの離婚

アメリカでは離婚する人が多い。約二組に一組は離婚すると言われて久しい。日本では約四組に一組程度と言われるから、単純に言えば倍である。
アメリカで離婚が多いのは、私の周りでも言える。アメリカ人である妻の両親は離婚、妻の叔母も全員離婚、叔父も全員離婚、いとこも一組以外全て離婚し、周りで残るは私たちとそのいとこ夫婦のみである。プレッシャーではないが、何となく居心地はよくない。
バツ2、バツ3の人も多い。そして頻繁に見られるのが、離婚者同士が同棲し、籍は入れないケースだ。もう結婚はこりごりなのか、結婚という法的手続きをする必要性を感じないのか、内縁の夫婦の人々がたくさんいる。
愛情があるのはもちろんだが、今後互いを色々な面で助け合って行く、という意味で一緒に住んでいるという人々が周りでよく見られる。特に中年以降になれば、それぞれの子供も独立し、新たに子供を作らないので、離婚後結婚せず同棲している人々は多い。
マッチ・ドットコム

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アメリカで買えるラーメン

外国に住んでいると、日本にいたのと同じような食生活を送るのは簡単ではない。私のようにアメリカの片田舎に住んでいるとなおさらである。
例えば私はラーメンが大好きであるが、近くのスーパーで日本で買えるようなカップラーメンは売っていない。あるのは、韓国製の激辛カップヌードルや、中国やベトナム産かどこかのものだけである。それらは非常に辛いか、日本のものとは味が全く異なる。日本のラーメンと言えば味噌、醤油、塩味等が一般的であるが、アメリカのスーパーで見られるものはキムチ味、牛肉味、エビ味など、だし自体が違う。都市部やアジア系スーパーに行けば、サッポロ一番や出前一丁、チャルメラ、どん兵衛、一平ちゃん等が手に入るが、私の地域からは大変遠い。
そのため韓国製の激辛ラーメンを食べる事があるのだが、幸か不幸かそれに慣れてしまい、時々その辛さが恋しくなる事すらある。そして遠出して買ってきた冷凍の味噌ラーメンは、その日の”豪華”な夕食となりうるのである。

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アメリカの道路にあるスピードバンプ

アメリカの道路を走っていると、時々Speed Bump(スピードバンプ)を見かける。住宅街にはたいていこのスピードバンプが道の上にあり、車は徐行運転で渡る必要がある。住宅街では時々2、30mおきにあることもある。時速およそ5キロ程度でゆっくりと跨ぐ感じだ。
目的は、周辺の住宅等への車の騒音を配慮したためだ。このバンプは、高さ約10センチから20センチくらいある。そのため、バンプがある事を気づかずに通過すると突然車が上下に大変揺れる。車高が低い車は、徐行しないで通過すると、こすってしまったりフロントの部分が衝撃で割れてしまう場合もある。写真のようにバンプの標識があれば、ぜひ徐行運転でそーっと通過したい。

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クリスマスツリー用に木を買うアメリカ人

クリスマスが近づくと、スーパーやホームセンター等ではクリスマスツリー用にもみの木が売られる。入り口周辺や駐車場の一部を使って、かなりの本数が売られ、多くの人々で賑わう。
高さはおよそ2m程度のものが多く、値段は20〜30ドル程度で買える。もちろんもっと大きく値が高いものもある。
日本だとなかなか売ってもいないし、巨大なので持って帰るのも困難だろうが、アメリカではピックアップトラック所有者が大変多く、後ろの荷台にドンっと置いて持って帰れる。
伐採した木だから毎年使う訳にはいかず、クリスマスが終わればすぐ処分される。アメリカの多くの自治体では、不要の本物のクリスマスツリー処分場なる場所を設け、一括で無料処理してくれる。それらは焼却後、腐葉土として公園や広場の一角等に山のように積み上げられ、無料で市民に提供され、庭や畑用として良質の土を自由に持って帰る事が出来るところもある。
プレゼント・ギフト

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アメリカに移住して大きく変わった価値観とは

アメリカに住み始めてしばらくした頃、私の中の価値観にある大きな変化が起こったのを実感した。恥ずかしいと言ったり思わなくなったのである。
日本にいた頃は、まるで何かにつけて恥ずかしいと思い、他人の目が気になり、今のアメリカ生活よりもずっと主体性に欠けたものだった気がする。
日本の地理的、歴史的背景から、周りと協調する必要があった等と言われるが、そのために出る杭は打たれるや恥の文化等いう言葉は、今でも日本の象徴的言葉として使われたりする。要するに日本では他人とうまくやっていく事に多大な注意を払う価値観が育ちやすいのかもしれない。
それがいいかどうかは別として、私にとってこの「恥」「恥ずかしい」と思う事が激減した生活をアメリカで送れている事は、非常に気が楽である。昔日本で感じていた他人の視線や、自分の肩にのしかかっていたしがらみや不自由さ、気疲れという名の疲れが、アメリカでは激減した。
なぜなら相手に合わすような日本スタイルではなく、主張するスタイルがアメリカの基本であるから、主体は他人でなく勿論自分である。周りの相手や他人に合わそうと気疲れする事もなく、その相手も同じように同調意識を日本ほど強くこちらに望んできていない。自由の国アメリカとはよく言ったもので、そういう意味でも結構当たっているところがある。
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